
「ワークマン(WORKMAN)」や「ワークマンプラス(WORKMAN Plus)」「#ワークマン女子」を展開するワークマンは、女性インナー市場に参入し、タンクトップ、キャミソール、キャミソールとカップ付きタンクトップを2月中旬から発売する。もともとワークマンは作業服を主軸にした商品展開をしていたが、2020年10月に「#ワークマン女子」を出店して以来、女性客が大幅に増えており、こうしたニーズに対応するためインナーウェアを開発した。
ワークマンのインナー素材には、柔らかい肌触りで高い保湿性のあるテンセルが使用されている。テンセル生地には、伸縮性やシルクのような光沢があるといった特長もある。価格は、キャミソール、タンクトップが499円、カップ付きが1,280円。タンクトップ、キャミソールは全店での販売だが、カップ付きについては「#ワークマン女子」店限定で販売する。
「ユニクロ(UNIQLO)」が展開する「エアリズム」のキャミソールは990円からで、ほぼ半分の価格展開となる。ただ、「ユニクロ」は人気ブランドの「マメクロゴウチ(Mame Kurogouchi)」とのコラボレーションで、インナーウェアコレクション「Uniqlo and Mame Kurogouchi」を展開するなどインナー市場ではリードしている。今回、ワークマンからショーツに関する発表はなかったが、今後おそらく展開するだろう。ワークマンのインナーウェアが今後、市場にどのようなインパクトを与えるか注目したい。