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スケボー男子パーク予選に登場した平野歩夢選手のファッションをチェック!

Aug 5, 2021.Tokyo, JP
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撮影: Ezra Shaw

8月5日、スケートボード男子パーク予選に出場するため、有明スタジアムに登場した平野歩夢選手。冬季五輪のスノーボードで2大会連続の銀メダルを獲得した実績を持つ平野選手は、夏季大会でもスケートボードでメダル獲得を目指すという偉業を目指し、世間の期待を一身に背負っていた。競技前からTwitter上で♯平野くんがトレンド入りし、日本中が平野選手の功業を見届けようと待ち構えた。結果は残念ながら決勝進出とはならなかったが、大きな挑戦をした平野選手の勇姿は私達の胸に深く刻まれた。

一方、平野選手が注目を浴びていた理由はもうひとつある。今回の東京五輪ではスケボー選手のファッションが度々話題を集めているのだ。男子ストリートで金メダルを獲得した堀米雄斗選手や女子ストリートで金メダルを獲得した西谷椛選手が着用していた「ナイキ SB(NIKE SB)」の公式ウェアは即完売となった。フランスのバンサン・ミル選手のオールホワイトにブルーのキャップというシンプルで洗練されたスタイルもファッション業界で大きな話題となった。そんな中、平野選手のファッションチェックも試合の醍醐味となっていた。平野選手は白い「ナイキ(NIKE)」のユニフォームとグレーのパンツに、黒にブラウンのラバーソールの「ナイキ」のスニーカーを合わせるというシンプルな格好で登場した。平野選手のスタイルらしく、オーバーサイズがコーディネートの決め手となっていた。さらに、平野選手のファッションセンスは細部にまで光っていた。グレーのボトムに合わせたシルバーのヘルメットや、ゴールドで統一したピアスとネックレスなど小物合わせも完璧で、シンプルなスタイルにちょうど良いアクセントを加えていた。首にかけられたブルートゥースのイヤホンで完成されたコーディネートに抜け感を演出。スケーターが大注目していたボードは、サンフランシスコ発祥の老舗デッキブランドである「リアル(REAL)」の、裏がブルーのデザインのものを使用していた。平野選手のトレードマークでもあるドレッドヘアも健在で、全体的にシンプルながらも所々でセンスが光る、平野選手らしいスタイルであった。

シンプルなスタイルにこそ着る人の個性が現れるとはよく言うが、平野選手の五輪スタイルこそその際たる例であった。ベーシックなアイテムの組み合わせでも格好良く決まるのは、平野選手のあくなき向上心とぶれない姿勢がスタイルに滲み出ているからであろう。半年後には冬季五輪が始まる。平野選手はそこで、さらに大きく格好よくなった姿で我々を魅了してくれるだろう。

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