By Edoardo Tresoldi @Wynn palace
イタリアの芸術家エドアルド・トレソルディによる作品。ミラノ出身の芸術家エドアルド・トレソルディは、金網と工業用素材で作られた記念碑的な彫刻が国際的に知られており、古典と現代、風景と抽象が混ざり合った幻想的な作風が特徴。 2017年フォーブスに30歳未満の最も影響力のあるヨーロッパの30人のアーティストに選ばれた逸材だ。ウィン・パレスで展示されたSacralは、彼の特徴であるワイヤーメッシュを使用して、アーチ、柱、ドームなどの古典的な原型を形作り、現代的アプローチで表現している。
MELTING MEMORIES
By REFIK ANADOL @Wynn palace
メディアアーティスト、ディレクター、空間思想家であるレフィク・アナドルは、デジタル時代である「機械」が私たちの日常生活を消費するようになった今、時間と空間の認識と経験がどのように変化しているかを探る。「Melting Memories」は、カリフォルニア大学のNeuroscape Laboratoryが提供する高度な技術ツールを利用して、人間の脳の働きを視覚化、映像化した作品。
Good intensions
By KAWS @Hotel Morpheus
IR施設City of Dreamsは、現代の巨匠の印象的なアートコレクションを所有しているが、中でもホテルモーフィアスにあるKAWSの巨大彫刻はマカオに行ったら是非とも記念撮影したいアート作品。普段は、ホテル宿泊者のみが立ち入り可能なエリアだが、アート・マカオの期間は誰でも無料で見学可能だ。
The Wanderer at Taipa houses Galaxy Entertainment group
By Wong Ka Long
地元の芸術家であるウォン氏が、ポルトガル人の著名詩人フェルナンド・ペソアの視点で彫刻制作した作品。「私は自分自身の旅人、そよ風のなかに音楽を聞く、私のさまよえる魂も」といったペソアの有名な詩の一部を連想させる男たちの像がタイパのハスの池を背景に配されている。マカオ半島にすんでいたポルトガル人の別荘地であったタイパ、西洋とアジアが混ざり合う歴史的なゆったりとした時間を紡ぎ出している。
Journey to the Dark II
by Yang Yongliang @MGM COTAI
Journey to the Dark IIは、中国の伝統的な絵画を再解釈したマルチチャンネル4Kビデオ。都市建築に王朝時代の風景画の層状の山々を構図の中に同時に配置された映像で、高速道路には無数の車が走り、ビルの窓灯りが点いたり消えたりしてずっと見ていても飽きない不思議なムービー。高解像度パノラマスクリーン、これまでにない没入感のあるビジュアル体験が可能だ。