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過去の名作100体とともに津森千里の創造世界に触れる 「ツモリチサト」設立35周年記念展が開催

NEWSep 1, 2025.セブツー編集部Tokyo, JP
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撮影:セブツー

「ツモリチサト(TSUMORI CHISATO)」が、設立35周年を記念した特別展示を渋谷ヒカリエで開催中だ。会期は9月1日から6日まで。会場には約100体に及ぶ過去のアーカイブ作品が並び、ブランドの歩みを振り返る貴重な機会となる。さらに、ショーや展示会で用いられてきた小道具なども公開され、ブランドの世界観を多角的に体感できる内容となっている。

「ツモリチサト」は、1990年にデザイナーの津森千里が立ち上げたブランド。色彩豊かで遊び心にあふれるデザインは、国内外で高い評価を受け、1990年代から2000年代にかけて日本のファッションシーンを代表する存在のひとつとなった。特に独自のプリントや刺繍を多用した洋服は、着ているだけで楽しくなる服として幅広い世代に支持されてきた。

2018年には東京・六本木の「21_21 DESIGN SIGHT」で大規模展覧会「WAKU WORK 津森千里の仕事展」を開催。アーカイブ作品に加え、アーティストやブランドとのコラボレーション、さらに津森自身による手描きプリント作品などが披露され、ファッションの枠を超えた表現力に注目が集まった。今回の渋谷ヒカリエでの展示は、それ以来の大規模な回顧的イベントといえる。

ブランド設立から35年。鮮やかな色彩と独自の世界観で多くの人を魅了してきた「ツモリチサト」の歩みを体感できる今回の展示は、ファッションファンにとって見逃せないイベントになりそうだ。

 

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