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Global|ジョンソン&ジョンソンが「ドクタ-シーラボ」を手がけるシーズ・ホールディングスを買収

Nov 1, 2018.Tokyo, JP
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Johnson & Johnson(ジョンソン・エンド・ジョンソン、以下J&J)は10月23日、化粧品ブランド「DR.CI:LABO(ドクタ-シーラボ)」を手がける株式会社シーズ・ホールディングスをTOB(株式公開買付)によって買収することを発表した。株式の公開買付代理人は、SMBC日興証券株式会社になる。買収価格は1株当たり約5,900円で、合計約2,300億円になる。

1999年2月に株式会社DR.CI:LABOが設立され、2005年2月に東証1部に上場。同年、株式会社エムディサイエンス(現 株式会社MDS)と株式会社シーインベストメント(現 株式会社シーラボ・カスタマー・マーケティング)の2つの子会社を設立した。2015年に株式会社DR.CI:LABOは株式会社シーズ·ホールディングスに商号変更し、持株会社体制へ移行した。2016年7月には、J&Jとシーズ・ホールディングスは資本業務提携を締結。J&J傘下のCilag GmbH Internationalはシーズ・ホールディングスの19.9%の株式を買収し、第2位の株主になっていた。

「DR.CI:LABO」は2013年に中国に進出したが、市場に受け入れられず撤退することになった。しかし、2017年2月には中国最大手ECサイトのTmallの国際版に出店し、6カ月以内にTmallの化粧品カテゴリーのTOP20にランクインした。人気アイテムは1カ月で最高1万点以上売れた。J&Jは、今回の買収が順調に完了すればお互いに大きな収益をもたらすと発表した。

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