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【再掲載】愛読書が「罪と罰」の岸田首相が着用している時計は何?

Aug 14, 2024.セブツー編集部Tokyo, JP
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自民党総裁選への不出馬を表明した岸田首相

【2021年10月5日付けの記事を再掲載】
10月4日、第100代の総理大臣に指名された自民党の岸田文雄総裁(64歳、就任当時)が早くも傀儡政権だとかやじろべえ内閣だとか言われているが、なかなか面白いキャラクターの人物のようだ。9月30日付の日本経済新聞の第1面では「岸田文雄首相はこんな人」が掲載されている。

政界で有数の酒豪という評判や地元広島カープファンであることなどの他に注目されるのはその愛読書3冊だ。陸奥宗光の外交記録「蹇蹇録(けんけんろく)」は外相経験の長い岸田首相としては納得がいくし、吉川英治の「宮本武蔵」も十分理解できるが、ドストエフスキーの「罪と罰」が挙がっているのにはちょっと驚く。

開成高校を卒業後2浪しても東大に入れず滑り止めの早稲田大学法学部に入学後は「夏目漱石のような文豪に憧れ、庄司薫の小説も愛読し、一人旅を好んだ」(Wikipediaより)というから文学青年的な一面もあるのだろうか。

さて、岸田氏のファッションで目につくのは、なんといっても左手の時計である。セイコーの「アストロン」だ。2012年9月に誕生した世界初のGPSソーラーウォッチである。ダイヤルに太陽光が当たると自動でGPS衛星電波受信を開始。受信した時刻情報に対してわずかでもズレがあれば正確な時刻に修正する。

岸田首相はこのアストロンを2012年12月の外相就任を機に購入した。購入価格は30万円前後と推定される。国を代表する首相や外相が「ロレックス」とか「パテック フィリップ」を着用していたのでは世界で笑われるだろう。

このいかにも日本らしいクオーツ時計に精巧なメカニズムと省エネテクノロジーを搭載した「アストロン」を着用する岸田首相のセンスは悪くない。そういうセンスを政治の世界でも是非発揮していただきたいものだ。

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