LVMH傘下の米コスメブランド「Benefit Cosmetics(ベネフィット)」はGIFプラットフォームGIPHYとパートナーシップを締結し、インスタグラム内に同社のブランドGIFを20種類導入する。GIFはインスタグラムのストーリー機能で使用できるほか、GIPHYでも閲覧が可能で、同プラットフォームを通してSMSやデートアプリのTinder、チャットアプリのSlack等でも使うことができる。
「Benefit Cosmetics」はインスタグラムなど若年層の顧客にリーチできるものへの投資を増やしていて、特にGIFはジェネレーションZと呼ばれる、1990年代半ばから2000年代半ばの世代と接点を創出することを目指しているという。
化粧品ブランドのGIF活用は増加していて、インスタグラムのGIF検索で”makeup”と調べると、「MAC(マック)」のリップスティックやロイヤルウェディングで話題になった「essie(エッシー)」のネイルなどブランドGIFを多く見つけることができる。GIFはPR戦略の強力な手法となりうるのか、今後の動向に注目したい。