
美容ブランド「リファ(ReFa)」やEMSトレーニング機器「シックスパッド(SIXPAD)」を展開するMTGは2月12日、2026年9月期の第1四半期決算を発表した。売上高は344億1000万円(前年同期比45.4%増)、営業利益は56億6200万円(同53.9%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は39億4500万円(同66.1%増)と大幅な増収増益を達成。利益面ではいずれも高い伸び率を記録し、好スタートを切った。
これを受け、同社は2026年9月期の通期連結業績予想を上方修正。売上高は従来予想の1200億円から1280億円(前年比29.5%増)へ、営業利益は130億円から140億円(同31.3%増)へ引き上げた。親会社株主に帰属する当期純利益も90億円から95億円(同19.7%増)へと修正している。前期は3度にわたり上方修正を重ねたが、その勢いが今期も継続している格好だ。
株式市場も好感し、12日の東京市場では取引開始直後から買いが先行。一時は前日比500円高の4900円まで上昇し、上昇率は10%を超えた。業績の力強さがそのまま株価に反映される展開となっている。
成長を牽引するのは主力ブランド「リファ」の躍進だ。Z世代を中心に人気を集める「ハートシリーズ」は、折りたたみ式コームやハンドミラー、コスメアイテムなどがヒットし、リピート購入を促進。これまで百貨店中心だった販売チャネルは、ドラッグストアや若年層市場へと広がり、ブランドの裾野拡大が業績押し上げに寄与した。
プロフェッショナル市場でも存在感を高めている。美容室向けビジネスでは、直近3カ月で新規契約サロン数が2430店舗増加し、累計契約店舗数は4万6790店舗に到達。今期中に5万店舗突破を目指す。さらにホテル向け導入も拡大しており、単品設置を含む設備導入ホテルは累計3946施設、総導入室数は9万5397室まで伸長。国内外でのブランド接点を着実に広げている。
消費マインドの回復やインバウンド需要の追い風も背景に、MTGは「美容×ウェルネス」領域での成長加速を鮮明にしている。通期業績のさらなる上振れ期待も高まりそうだ。







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