オンワードHDの2021年2月期は231億円の最終赤字

オンワードホールディングスは4月8日、2021年2月期の通期連結決算を発表した。売上高は前年比29.8％減となる1743億2300万円（前年は2482億3300万円）、営業損益は212億3000万円の赤字（同30億6100万円の赤字）、当期純損益は231億8100万円（同521億3500万円の赤字）の最終赤字になった。新型コロナウイルスの感染拡大の影響で、厳しい経営環境だった。昨年から不採算事業からの撤退や規模の縮小を進めてきたが、関係会社株式売却損として51億7100万円、固定資産の減損損失などとして32億9900万円のそれぞれ特別損失を計上した。