
撮影:セブツー
「ラブレス(LOVELESS)」や「エポカ(EPOCA)」などのブランドを展開する三陽商会は12月26日、2026年2月期の第3四半期決算を発表した。売上高は425億9900万円で前年同期比2.1%減となり、営業利益は4億1500万円(前年同期比70.8%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益は3億8500万円(同67.8%減)と、中間期の赤字からは持ち直した。
新規出店による売上増と、10月下旬以降の気温低下でコートなど重衣料が本格稼働し、売上高はほぼ前年並みまで回復した。一方、過剰在庫抑制のためセール販売を強化し、粗利益率は低下。販管費は全社的な削減で前年比3億円減らしたが、売上総利益の減少を補えず、営業利益は前年を下回った。
三陽商会の2026年2月期通期の連結業績予想は、売上高は599億円(前年比1.0%減)、営業利益は23億円(同15.3%減)、親会社株主に帰属する当期純利益は41億円(同2.3%増)を見込む。







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