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Japan|ダントツの坪効率は伊勢丹新宿の120万円 百貨店月坪効率ベスト60から見えてくること

Aug 14, 2019.久米川一郎Tokyo, JP
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伊勢丹新宿本店

全国百貨店の店舗別月坪効率を、2018年度売上高を参考にして算出した。ダントツの存在は、伊勢丹新宿本店の120万円だ。「ファッションの伊勢丹」を標榜してもう30年経とうとしているが、やはりその牙城は他の百貨店の及ぶところではない。それぐらい差が開いている。もう伊勢丹神話は終わったと言う業界関係者もいないわけではないが、現実はこの通りである。ただし、数字がないので確かなことは言えないが、ピーク時の伊勢丹新宿本店の月坪効率はこんなもんではなかったと記憶する。優に150万円は超えていたように思う。

大都市圏の百貨店の月坪効率が高いのは当たり前だが、こうしてみると、なかなか善戦している郊外の百貨店がある。例えば第3位小田急百貨店ふじさわ、第12位阪急百貨店大井食品館、第21位小田急百貨店町田店などの都心並みの月坪効率の高さには驚く。また第34位の鹿児島の山形屋がそごう横浜店や阪急メンズ東京とほぼ同レベルというのに驚く。月坪効率30万円以下は存続が危うい店だと思うが、46位東武百貨店本店、54位西武渋谷店、60位名古屋三越栄店などはもっと売っていそうに思うけれども数字は全く芳しくない。

また同地域のライバル店の比較も興味深い。
日本橋:高島屋(75万円) VS 三越(63万円)
銀座:三越(68万円) VS 松屋(66万円)
京都:高島屋京都(40万円) VS JR京都伊勢丹(38万円) VS 大丸京都店(37万円)
横浜:横浜高島屋(64万円) VS そごう横浜店(35万円)
名古屋:JR名古屋高島屋(47万円) VS 松坂屋名古屋店(37万円) VS 名古屋三越栄店(25万円)
池袋:西武池袋本店(68万円) VS 東武百貨店本店(30万円)
新宿西口:小田急百貨店新宿店(51万円) VS 京王百貨店新宿店(49万円) VS 高島屋新宿店(38万円)
大阪:阪急うめだ本店(69万円) VS 高島屋大阪店(61万円) VS 大丸大阪・心斎橋店(51万円) VS 大丸大阪・梅田店(28万円)
などなど。

基本的に百貨店商売とは歴史の積み重ねであるから、やはり開業が古い方が月坪効率は高いのだが、そうでないケースも見られる。

全国百貨店月坪効率ランキング
(注:2018年度売上高および面積は繊研新聞7月26日号p.11の2018年度による。尚、岩田屋本店の面積は岩田屋福岡三越の公式サイト参照)

 

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