
カシオ計算機は5月27日、「G-SHOCK」の最上位シリーズ「MR-G」の30周年記念モデル「MRG-BF1000EB」を発表した。本格ダイバーズウオッチ「フロッグマン(FROGMAN)」をベースにした世界限定800本の特別モデルで、価格は121万円。6月12日に発売する。
「MR-G」は、1996年に「G-SHOCK」のフルメタルモデル「MRG-100」として誕生。耐衝撃性能と日本の精密加工技術を融合させたプレミアムラインとして進化を続けてきた。近年は、時計としての機能性だけではなく、日本独自の美意識や伝統工芸の表現にも力を入れており、販売規模は2013年比で約7倍に成長。2028年には10倍規模への拡大を目指している。
今回発表された「MRG-BF1000EB」は、「G-SHOCK」初のダイバーズウォッチとして誕生した初代「フロッグマン(DW-6300)」の系譜を受け継ぐモデル。極地の海で海水が凍結し、海中に氷柱を形成する自然現象「ブライニクル」をテーマに、過酷な海の神秘をデザインへ落とし込んだ。
ケースにはマットブラック仕上げを採用。さらに、57面のブリリアントカットを施したラボグロウン・ブルーサファイアをフロントビスに配置し、氷のような輝きを表現した。裏蓋には、「フロッグマン」の象徴でもあるカエルのダイビングモチーフを刻印。製造は山形カシオのプレミアムプロダクションラインが担当し、細部まで妥協のない仕上がりとなっている。
発表会は大型クルーザー船内で開催され、俳優の窪塚洋介が登壇。「時計選びは直感で決めている。最近はご縁が大事になってきた。10代の頃は仲間が着けていたG-SHOCKに憧れて、自分も真似して買ったことがあった」と語った。
「G-SHOCK」は近年、ラグジュアリー時計市場でも存在感を強めている。高級機械式時計が価格高騰を続ける中、日本発の高機能ウオッチとして独自のポジションを確立。耐衝撃性能だけではなく、日本の精密加工技術やデザイン性を武器に、「高級G-SHOCK」という新たな市場を切り拓いている。
「MRG-BF1000EB」は世界限定800本。シリアルナンバー入りで、「プロテカ(PROTECA)」と共同開発した専用ボックスも付属する。














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