三越伊勢丹がコスメECサイト「meeco」を開設 約180ブランド・1万点の品揃え
Feb 1, 2019.Tokyo, JP
VIEW42
化粧品のフロア面積は1階と2階の合計で従来の1.5倍の増床となる。新規ブランドも、各フロアに4ブランドずつ取り扱いが始まる。
コスメ市場に関しては、2018年で約2.8兆円の市場規模があり、前年比で4%の伸び率だ。伊勢丹新宿店の化粧品フロアについては、2018年までの6年間で売上が2倍にまで拡大し、インバウンド売上はこの4年間で1.75倍に拡大している。化粧品は、狭い面積で莫大な売り上げを出すため坪効率が高いという利点がある。また、消耗品である化粧品にはバーゲンがなくほとんどが正価販売であり、3カ月ほどで買い替えが必要になるものが大半で回転率も洋服に比べて高い。伊勢丹に限らず百貨店が売り場構成を見直し、これまで婦人服フロアだった場所に化粧品フロアを進出させるのは当然であろう。2階は9月25日にオープンし、1階は11月20日にオープンし、2フロアのグランドオープンとなる。