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Japan|国内コスメ市場は2.8兆円 伊勢丹新宿店の化粧品フロアが2階に進出 拡大するコスメ市場に対応

Aug 8, 2019.高村 学Tokyo, JP
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三越伊勢丹は2019年8月7日、伊勢丹新宿店本館1階の化粧品フロアのリフレッシュオープンの概要を発表した。「BEAUTY EVOLUTION!(美は進化する。美は躍動する。)」をスローガンとし、世界随一のISETAN BEAUTYの構築を目指すという。これまで化粧品フロアは1階のみの展開だったが、2階に進出しスキンケアとビューティデバイスを中心に展開するフロアが新たに誕生する。1階は“セルフプロデュース”をコンセプトとし、メイクアップとフレグランスを中心に展開するフロアとなる。
化粧品のフロア面積は1階と2階の合計で従来の1.5倍の増床となる。新規ブランドも、各フロアに4ブランドずつ取り扱いが始まる。

コスメ市場に関しては、2018年で約2.8兆円の市場規模があり、前年比で4%の伸び率だ。伊勢丹新宿店の化粧品フロアについては、2018年までの6年間で売上が2倍にまで拡大し、インバウンド売上はこの4年間で1.75倍に拡大している。化粧品は、狭い面積で莫大な売り上げを出すため坪効率が高いという利点がある。また、消耗品である化粧品にはバーゲンがなくほとんどが正価販売であり、3カ月ほどで買い替えが必要になるものが大半で回転率も洋服に比べて高い。伊勢丹に限らず百貨店が売り場構成を見直し、これまで婦人服フロアだった場所に化粧品フロアを進出させるのは当然であろう。2階は9月25日にオープンし、1階は11月20日にオープンし、2フロアのグランドオープンとなる。

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