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クロスプラスがリカバリーウェア「ホグス」投入へ 2026年1月期は機能性ブランドが好調で営業利益35%増 

NEWMar 14, 2026.セブツー編集部Tokyo, JP
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クロスプラスは3月13日、2026年1月期の通期連結決算を発表した。売上高は598億5200万円(前期比3.5%減)とわずかに減収となったものの、営業利益は13億9500万円(同35.5%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は17億5900万円(同36.4%増)と大幅な増益を確保した。売上総利益率は前年から1.3ポイント改善して27.6%となり、営業利益率も前年の1.7%から2.3%へ上昇。売上は伸び悩んだものの、商品構成の見直しや収益性の高い商品の拡大が利益改善につながった。

主力の卸売事業では、機能性ファッションを提案するブランド「クロス ファンクション(CROSS FUNCTION)」が好調だった。売上高は前期比39%増の78億円と大きく伸び、機能性衣料の需要の高まりを背景に存在感を高めている。一方で、百貨店や専門店向けの販売は厳しい状況が続き、百貨店向け売上高が20億8200万円(同7.1%減)、専門店向けは275億3600万円(同8.7%減)と減収となり、卸売事業全体の売上高は467億8000万円(前期比5.1%減)となった。小売事業は売上高126億5600万円(前期比3.4%増)と増収を確保した。自社店舗や直営売り場での販売が堅調に推移した。

Eコマースも引き続き好調で、売上高は32億4400万円(同16.1%増)。自社ECを中心に、商品企画から販売までを一気通貫で行う体制が成果を上げており、同社の収益基盤として着実に存在感を高めている。オンライン販売の拡大は、卸売依存度の高かった事業構造の変化にもつながっており、今後の成長領域として期待されている。

2027年1月期の通期連結業績予想については、売上高630億円(前期比5.3%増)、営業利益14億円(同0.3%増)を見込む。一方、親会社株主に帰属する当期純利益は14億5000万円(同17.6%減)と減益予想としている。今後は新たな成長分野としてネイルの新ブランドを立ち上げるほか、リカバリーウェア「ホグス(HOGUSU)」の展開を進める計画だ。健康志向やリカバリー市場の拡大を背景に、新カテゴリーの強化を図る。

また、同社株はPBR(株価純資産倍率)が1倍を下回る水準で推移しており、企業価値向上に向けた施策も重要なテーマとなっている。クロスプラスは今後、事業ポートフォリオの見直しや新規事業の拡大などを通じて、さらなる企業価値向上に取り組んでいくとしている。

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