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「アスビー」を運営するジーフットが赤字転落 スポーツシューズ不振と店舗整理が響く

NEWOct 14, 2025.セブツー編集部Tokyo, JP
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シューズ専門店「アスビー(ASBee)」を全国で展開するジーフット(GFOOT)が10月14日に発表した2026年2月期の中間期決算(2025年3〜8月)は、減収減益での着地となった。売上高は294億7500万円(前年同期比8.7%減)、営業利益は5億2300万円の赤字(前年同期は1億1800万円の黒字)と大きく悪化。親会社株主に帰属する中間純利益は8億3300万円の赤字(前年同期は1億5900万円の赤字)となった。第2四半期には店舗整理などに伴い、1億8700万円の特別損失を計上している。

構成比で約4割を占める主力のスポーツシューズが前年同期比13.6%減と2桁の落ち込みを記録したほか、婦人靴・紳士靴・子ども靴など他のカテゴリーも軒並み前年同期を割り込んだ。また、不採算店舗の閉鎖を進めたことも減収要因となった。店舗数は前年同期から28店舗減少し、8月末時点で621店舗となっている。

同社は2026年2月期通期の連結業績予想を据え置いた。売上高は600億円(前期から変動なし)、営業利益は5億円(前期は8億500万円の赤字)、当期純利益は1000万円(同10億6000万円の赤字)と、黒字転換を目指すとしているが、厳しい状況が続く。

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