
阪急阪神百貨店を展開するエイチ・ツー・オー リテイリング(以下、H2Oリテイリング)は2月4日、2026年3月期の第3四半期累計決算を発表した。売上高は5158億6400万円で前年同期比0.2%増とわずかに増収となった一方、営業利益は252億6600万円(同12.6%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益は289億7900万円(同22.7%減)と大きく減少した。前年のインバウンド需要急伸の反動や、阪急本店の改装工事による百貨店事業の減益が全体の利益を押し下げた。
百貨店事業の売上高は4633億円(前年同期比3.8%減)、営業利益は178億円(同23.6%減)となり、減収減益となった。インバウンド売上は10月が前年同月比10%増の110億円と好調を維持したものの、11月は99億円(同3%減)、12月は91億円(同21%減)と落ち込み、中国人顧客の売上は前年同月比37.9%減の41億円と大幅に落ち込んだ。春節期の動向は不透明ながら、通期でのインバウンド売上は1050億円を目指すとしています。
一方、食品事業は堅調だ。売上高は3297億円(同1.7%増)、営業利益は79億円(同14.5%増)となり、価値訴求型店舗の「阪急オアシス マルシェ南千里店」や価格訴求型店舗の「関西スーパー デイリーマート豊中南店」が好調で、出店拡大の効果もあり営業利益は10億円増加した。
H2Oリテイリングの通期業績予想は、売上高6890億円(前年同期比1.1%増)、営業利益300億円(同13.9%減)、親会社株主に帰属する当期純利益は240億円(同31.1%減)を見込む。















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