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目黒蓮起用も追い風に 「ゾフ」好調のインターメスティックが二桁の増収増益

NEWNov 11, 2025.セブツー編集部Tokyo, JP
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アイウェアブランド「ゾフ(Zoff)」を展開するインターメスティックは11月11日、2025年12月期第3四半期決算を発表した。売上高は383億2500万円(前年同期比14.0%増)、営業利益は62億2100万円(同14.6%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は42億4800万円(同13.8%増)と、売上高、利益ともに二桁成長を維持した。

主力ブランド「ゾフ」の国内外での安定した販売が、好業績を牽引している。国内事業の売上高は378億7200万円(前年同期比14.1%増)、営業利益は61億7400万円(同13.6%増)と好調を維持。全国の既存店舗の売上が堅調に推移するほか、新規店舗の寄与も売上拡大に貢献している。

海外事業も黒字転換を果たした。売上高は6億7600万円(前年同期比5.0%増)、営業利益は4500万円(前年同期は2100万円)と、着実な成長が見られる。国内の強固な販売基盤を活かしつつ、アジア市場を中心に現地販売の拡大が進むことで、海外事業の黒字化に繋がった。

ブランド戦略も奏功している。「ゾフ」は、Snow Manとしてだけではなく、俳優としても幅広く活躍する目黒蓮をグローバルアンバサダーに起用。目黒蓮を起用したことで、若年層を中心にブランド認知の向上が進み、オンライン・オフライン両方で集客力を高めている。CMやSNS、デジタル広告と連動したプロモーション戦略が売上拡大に寄与した形だ。

インターメスティックの2025年12月期通期の連結業績予想は、売上高493億3000万円(前年比10.0%増)、営業利益55億1400万円(同10.0%増)、親会社株主に帰属する当期純利益37億5000万円(同6.7%増)としている。第3四半期までの好調な推移を受け、通期計画達成に向けた見通しは堅調だ。

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