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「ルミネ」と江口寿史の肖像権トラブルが「ゾフ」にも飛び火

NEWOct 4, 2025.セブツー編集部Tokyo, JP
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江口寿史氏が描いた「ゾフ」のキャンペーンのイラスト

「ルミネ(LUMINE)」の荻窪店が開催予定の「中央線文化祭2025」の告知ビジュアルをめぐって、漫画家・イラストレーターの江口寿史氏が描いたイラストが物議を醸している。ビジュアルに描かれた女性モデルのイラストが、実在する人物の写真を無断でトレース、商業使用したものだったことが判明し、ビジュアルが一時撤去される事態となっている。

この問題を受け、SNSでは江口寿史氏の過去作品においても同様の行為があったのではないかとの指摘が相次いでいる。ファンや関係者の間で、肖像権侵害の可能性を巡る議論が広がっている状況だ。

同件に関連して、アイウェアブランド「ゾフ(zoff)」を展開するインターメスティックは10月4日、江口寿史氏に依頼した過去のキャンペーンに関して声明を発表。2018年に実施したキャンペーン企画で使用されたイラストについて、同様の疑惑が浮上しているとして、「多くの皆さま、該当モデルの方にご心配ならびにご迷惑をおかけしており、お詫び申し上げます」とコメントしている。インターメスティックは現在、事実関係を精査しており、確認が取れ次第報告するとしている。

肖像権や著作権の問題は、アートや広告の世界で特に注意が求められる。今回の騒動は、著名作家による作品でも、使用する素材やモデルに関する権利確認の重要性を改めて浮き彫りにしている。

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