
アイウェアブランド「ジンズ(JINS)」を展開するジンズホールディングス(以下、ジンズHD)は7月10日、2026年8月期第3四半期決算を発表した。売上高は807億3000万円(前年同期比15.6%増)、営業利益は89億9600万円(同1.2%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は62億4100万円(同0.7%減)だった。増収を維持した一方で、利益は横ばい圏で推移した。
株価も堅調に推移している。「SEVENTIE TWO(セブツー)」が集計した「2026年上半期ファッション&ビューティ関連96銘柄騰落率ランキング」では、ジンズHDの株価は1月5日始値から6月30日終値までに46.4%上昇した。1月5日の始値5,500円に対し、6月30日の終値は8,050円。決算発表日の7月10日時点でも7,740円と高値圏を維持している。
成長を支えているのが積極的な店舗戦略だ。ジンズHDは都心一等地への大型出店を加速しており、3月には銀座にグローバル旗艦店「JINS銀座店」、4月には世界最大規模となる「JINS新宿店」をオープンした。5月末時点の店舗数は国内581店舗、海外268店舗の計849店舗となっている。
国内事業は売上高613億2200万円(前年同期比13.0%増)と増収を確保したものの、営業利益は69億6000万円(同13.6%減)と減益だった。一方、海外事業は売上高194億700万円(同24.9%増)、営業利益20億3500万円(同143.8%増)と大幅な増収増益を達成。海外市場での収益性改善がグループ全体の成長をけん引している。
ジンズHDの2026年8月期の通期業績予想は、売上高1103億9200万円(前年比13.6%増)、営業利益127億7200万円(同5.6%増)、親会社株主に帰属する当期純利益86億2300万円(同3.5%増)を見込む。計画を達成すれば、売上高は初めて1000億円を突破する見通しだ。国内での大型旗艦店戦略と海外事業の高成長を両輪に、さらなる事業拡大を目指す。












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