BUSINESS NEWS
  • share with weibo
  • share with LINE
  • share with mail

「無印良品」のポイント付与5倍企画が好調 良品計画が通期予想を上方修正、株価は上半期で26%上昇

NEWJul 11, 2026.セブツー編集部Tokyo, JP
  • share with weibo
  • share with LINE
  • share with mail

「無印良品」を国内外で展開する良品計画は7月10日、2026年8月期第3四半期決算を発表した。売上高にあたる営業収益は6907億8800万円(前年同期比16.9%増)、営業利益は808億2200万円(同36.0%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は585億5300万円(同34.3%増)と大幅な増収増益を達成し、営業収益、各利益は第3四半期累計ベースで過去最高を更新した。国内外で「無印良品」の出店拡大が進み、ブランド力の高さを背景に業績を押し上げた。

株価も好調だ。「SEVENTIE TWO(セブツー)」が集計した「2026年上半期ファッション&ビューティ関連96銘柄騰落率ランキング」では、1月5日始値から6月30日終値までの騰落率で良品計画の株価は26.2%上昇している。

5月末時点の「無印良品」の店舗数は国内外で1,463店舗となった。国内では郊外の生活圏を中心に33店舗を新規出店し、8店舗を閉店して708店舗に拡大。海外では東アジアと東南アジア・オセアニアを中心に56店舗を出店、30店舗を閉店し、755店舗となった。シンプルで高品質な商品群への支持を背景に、国内外で安定した集客を維持している。

国内事業は営業収益3911億1800万円(前年同期比8.9%増)、セグメント利益511億7900万円(同23.9%増)と堅調に推移した。ポイント付与が5倍となる販促企画「GOOD POINT WEEK」が集客に貢献したほか、2025年10月に発生したシステム障害によるEC販売停止の影響も、第3四半期に入り徐々に回復。店舗とECの両輪で売上を伸ばした。

海外事業も引き続き高い成長を維持した。東アジア事業は営業収益2128億1200万円(前年同期比29.3%増)、セグメント利益454億1900万円(同39.6%増)と大幅な増収増益を記録。東南アジア・オセアニア事業も営業収益490億7400万円(同34.7%増)、セグメント利益55億1900万円(同3.8%増)と好調だった。海外市場では店舗網の拡大に加え、ブランド認知度の向上が成長を支えている。

好調な業績を受け、良品計画は同日、2026年8月期通期業績予想を上方修正した。営業収益は従来予想の8870億円から9070億円(前年比15.6%増)へ、営業利益は890億円から980億円(同32.7%増)へ、親会社株主に帰属する当期純利益は620億円から670億円(同31.8%増)へそれぞれ引き上げた。国内市場での安定した成長に加え、東アジアや東南アジアを中心とした海外事業が業績を力強く牽引しており、「無印良品」のグローバルブランドとしての存在感は一段と高まっている。

READ MORE