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中国資本がプーマを買収か 「アシックスも関心」報道は真っ向否定 揺れるグローバルスポーツ市場

NEWNov 29, 2025.セブツー編集部Tokyo,JP
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中国のスポーツメーカー最大手のアンタ(ANTA、安踏体育用品)が、ドイツの大手スポーツブランドのプーマ(PUMA)の買収を検討していると米国のブルームバーグが報じている。世界のスポーツ市場はナイキ(NIKE)、アディダス(adidas)の2強に加え、アンダーアーマー(Under Armour)やニューバランス(New Balance)などが競合する構造だが、ここに中国勢アンタが本格的に存在感を示す可能性が浮上した。

報道によると、プーマの筆頭株主であるアルテミス(Artemis)が、保有する株式の約30%の売却を検討しているという。アルテミスは、ケリング・グループのフランソワ=アンリ・ピノー会長が率いる資産運用会社で、プーマの筆頭株主だ。そのアルテミスが売却を検討しているとされる背景には、グローバル市場での競争激化や、ポートフォリオ見直しといった要因があるとみられる。

アンタは中国国内で圧倒的なシェアを持ち、「フィラ(FILA)」「サロモン(SALOMON)」などを傘下に収め、拡大路線を進めてきた。

一方、ブルームバーグは「アシックスなど他のスポーツウエア企業からも関心を集める可能性がある」とも伝えたが、アシックスは即座にこれを全面否定した。11月28日、同社は「そのような事実は一切ございません。この事実でない報道があったことを大変遺憾に思っております」との声明を発表、事実無根だと強く否定した。このコメント発表後、アシックスの株価は前日比85円安(2.22%の下落)と値を下げている。

プーマの売却協議がほんとうに動き出すのか。そしてそれを手にするのはアンタなのか、あるいは別の企業なのか。スポーツビジネスの地図を塗り替えかねない大型M&Aとして、今後の展開から目が離せない。

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