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LVMH、エルメス、ケリングの株価が3日続落、下落幅拡大 「SVT グローバル」は24.35%下落|3月13日

NEWMar 14, 2026.高村 学Tokyo, JP
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LVMH、エルメス・インターナショナル、ケリングの欧州ラグジュアリー大手3社の株価がそろって3日続落となった。「ルイ・ヴィトン(Louis Vuitton)」や「エルメス(Hermes)」、「グッチ(GUCCI)」など世界的ブランドを抱える企業が連続して下げる異例の展開となり、市場ではラグジュアリー株の弱さが改めて鮮明になっている。

欧米を中心としたファッション&ビューティ関連33銘柄で構成する「SVT グローバル」は3月13日、構成銘柄の騰落率合計がマイナス24.35%となり下落した。欧州ラグジュアリー株の下げが目立ち、指数を押し下げた。

この日、LVMHは4.30%安、エルメス・インターナショナルは1.47%安、ケリングは2.76%安とそろって下落した。ブランド銘柄でも売りが広がり、プラダは2.10%安、バーバリーは2.25%安、ブルネロ クチネリは2.44%安となった。モンクレールも0.72%安と下落し、欧州ラグジュアリー全体に弱い流れが広がっている。

■LVMH
3月11日|-0.83%
3月12日|-1.06%
3月13日|-4.30%

■エルメス・インターナショナル
3月11日|-1.41%
3月12日|-1.02%
3月13日|-1.47%

■ケリング
3月11日|-1.12%
3月12日|-1.52%
3月13日|-2.76%

こうしてみると、下落は3日連続で続き、下げ幅も徐々に拡大している。特にLVMHはこの日4.30%安と大きく下落し、欧州ラグジュアリー株の弱さを象徴する動きとなった。先週以降、「SVT グローバル」では中東情勢の緊迫化を背景に相場の不安定さが続いている。米国とイスラエルによるイラン攻撃をきっかけに世界経済の先行きへの不透明感が広がり、原油価格の動向や消費環境への影響が強く意識されている。ラグジュアリー企業は海外富裕層の需要への依存度が高く、こうした世界情勢の変化に株価が影響を受けやすい。

米国ブランドの値動きはまちまちだった。ヒューゴボスは1.21%高、VFコーポレーションは1.53%高、カプリ・ホールディングスは1.59%高と上昇する銘柄もあったが、ラルフローレンは1.30%安、PVHは0.57%安となり、大きな方向感は見られなかった。

3月13日の「SVT グローバル」は、欧州ラグジュアリー大手3社の3日続落が象徴するように、ラグジュアリー株の弱さが改めて浮き彫りとなった一日だった。世界情勢の不透明感が続くなか、ファッション&ビューティ関連株は当面、神経質な値動きが続く可能性がある。

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