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ラグジュアリー下落もフェラガモが10%超と急騰 「SVT グローバル」はマイナス20.30%と続落|3月12日

NEWMar 13, 2026.高村 学Tokyo, JP
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欧米を中心としたファッション&ビューティ関連33銘柄で構成する「SVT グローバル」は3月12日、構成銘柄の騰落率合計がマイナス20.30%となり下落した。欧州ラグジュアリーや米国ブランドの多くが値を下げるなか、フェラガモ・グループが決算を受けて急騰し、市場の注目を集めた。

フェラガモ・グループが3月11日に発表した2025年12月期の通期決算は、売上高が9億7653万ユーロ(約1787億円*、前年比5.7%減)となった。営業利益は減損計上の影響で2142万ユーロの赤字(約39億円の赤字、前年は4900万ユーロの赤字)となったものの、減損を除いた調整後営業利益では2431万ユーロの黒字(約44億円)を確保した。当期純利益は4915万ユーロの赤字(約90億円の赤字、前年は6806万ユーロの赤字)だった。ラグジュアリー株全体が軟調ななか、翌12日の株価は前日比10.84%高と大幅に上昇しており、市場が同社の業績や今後の戦略を前向きに評価した可能性がある。

一方、欧州のラグジュアリーグループは総じて軟調だった。LVMHは1.06%安、エルメス・インターナショナルは1.02%安、ケリングは1.52%安とそろって下落。モンクレールも1.49%安、バーバリーも1.22%安と、ラグジュアリー関連株は広い範囲で売りが優勢となった。

イラン情勢の緊迫化を巡って世界経済の不透明感が強まるなか、米国ブランドも軟調だった。VFコーポレーションは3.91%安、ナイキは2.82%安、ルルレモン・アスレティカは2.83%安と下げが目立ち、タペストリーやデッカーズなども下落した。

その一方で、日本勢は相対的な強さを見せた。ファーストリテイリングは1.43%高、アシックスは2.17%高と上昇し、欧米株が弱いなかでも底堅く推移した。ここ数日の「SVT グローバル」では、日本企業が欧米銘柄と比べて安定した値動きを見せる場面が目立っている。

この日の「SVT グローバル」は、ラグジュアリー株の下落が続くなかで、フェラガモが決算を材料に急騰するという対照的な動きとなった。世界情勢の不透明感が残るなか、ファッション&ビューティ関連株は当面、銘柄ごとの材料によって値動きが分かれる展開が続きそうだ。

※1ユーロ=183円換算(3月13日時点)

※「SVTグローバル」は原則として本国のプライマリー上場市場の株価を採用
※本データは現地通貨建て株価ベースで算出しており、為替変動の影響は考慮していない

※「SVT インデックス」グローバル版採用33銘柄
LVMH、エルメスインターナショナル、ケリング、プラダ、バーバリーグループ、フェラガモグループ、ブルネロ クチネリ、モンクレール、リシュモン、スウォッチグループ、ファーストリテイリング、インディテックス、ヘネス・アンド・マウリッツ、ヒューゴボス、エルメネジルド・ゼニア・グループ、ラフルローレン、タペストリー、PVHコーポレーション、カプリホールディングス、VFコーポレーション、カナダグースホールディングス、デッカーズ・アウトドア・コーポレーション、リーバイ・ストラウス&カンパニー、ナイキ、アディダス、アシックス、ルルレモン・アスレティカ、アンダーアーマー、コロンビア・スポーツウェア、オールバーズ、オンホールディングス、ロレアル、ユニリーバ

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