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ケリングが10%超の急騰で「SVT グローバル」はプラス42% ルカ・デ・メオ新CEOへの期待感も追い風に【2月10日】

NEWFeb 11, 2026.高村 学Tokyo, JP
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「グッチ」のブランドアンバサダーに就任したXGのCOCONA

欧米を中心としたファッション&ビューティ関連33銘柄で構成する「SVT グローバル」は2月10日、構成銘柄の株価騰落率合計がプラス42.82%となり、前日に続いて大幅上昇した。

「SVT グローバル」を牽引したのは、「グッチ(GUCCI)」や「サンローラン(Saint Laurent)」を擁するケリングだ。株価は前日比10.90%高と二桁の急伸を記録。市場予想を上回る決算内容に加え、新体制への期待感が強く意識された。

同社はこの日、2025年12月期の通期決算を発表。売上高は前期比13.0%減の146億7500万ユーロ(約2兆6855億円*)、営業利益は同52.4%減の10億4700万ユーロ(約1916億円)、当期純利益は同93.6%減の7200万ユーロ(約131億円)と大幅な減収減益だったものの、市場コンセンサスを上回る結果となったことが株価を押し上げた。

ケリングは2025年9月にルカ・デ・メオ(Luca De Meo)が新CEOに就任。10月には世界最大のビューティ企業である*ロレアルと、ラグジュアリー・ビューティおよびウェルネス分野での長期的な戦略的パートナーシップを締結している。ファッションとビューティの垣根を越えた「ラグジュアリービューティ連合」への期待が高まるなか、4月16日には成長戦略のロードマップを発表する予定だ。

さらに「グッチ」では、アーティスティック・ディレクターにデムナ・ヴァザリア(Demna Gvasalia)が就任。2月5日にはグローバルに活躍するXGのCOCONA(ココナ)をブランドアンバサダーに起用するなど、新生「グッチ」への注目度も高まっている。

このほか「ラグジュアリー・グループ」カテゴリーでは、LVMH(+0.43%)、エルメス・インターナショナル(+2.51%)がいずれも上昇。「ビューティ」カテゴリーでも、ロレアル(+0.89%)、ユニリーバ(+0.19%)など多くの銘柄に買いが集まり、セクター全体の底堅さが目立った。

一方、オールバーズは前日比9.68%安と急落。前日(-5.13%)、前々日(-1.13%)から下落が続いており、赤字基調が続くなかで2月末までに米国の全店舗を閉鎖すると発表している。

※1ユーロ=183円換算(2月11日時点)

※「SVTグローバル」は原則として本国のプライマリー上場市場の株価を採用
※本データは現地通貨建て株価ベースで算出しており、為替変動の影響は考慮していない

 

※「SVT インデックス」グローバル版採用33銘柄
LVMH、エルメスインターナショナル、ケリング、プラダ、バーバリーグループ、フェラガモグループ、ブルネロ クチネリ、モンクレール、リシュモン、スウォッチグループ、ファーストリテイリング、インディテックス、ヘネス・アンド・マウリッツ、ヒューゴボス、エルメネジルド・ゼニア・グループ、ラフルローレン、タペストリー、PVHコーポレーション、カプリホールディングス、VFコーポレーション、カナダグースホールディングス、デッカーズ・アウトドア・コーポレーション、リーバイ・ストラウス&カンパニー、ナイキ、アディダス、アシックス、ルルレモン・アスレティカ、アンダーアーマー、コロンビア・スポーツウェア、オールバーズ、オンホールディングス、ロレアル、ユニリーバ

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