
セイコーグループの株価が2月12日、急騰し年初来高値を更新した。前日比1,500円高(17.52%高)の1万60円で取引を終え、東証市場で存在感を示した。10日に発表した今期3度目となる通期業績予想の上方修正と増配、さらに株式分割の発表が材料視され、買い注文が膨らんだ。
2025年3月期の通期業績予想は、売上高を従来の3180億円から3280億円(前年比7.6%増)へ引き上げ。営業利益は245億円から290億円(同36.5%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は160億円から200億円(同50.2%増)へと大幅に上積みした。主力の「グランドセイコー(Grand Seiko)」が国内外で第3四半期に大きく伸長し、累計でも前年同期比で増収となったことが業績を押し上げた。
同時に、期末配当予想を前回から20円増額し1株90円に修正。年間配当は中間配当60円と合わせて150円となる見通しで、株主還元の強化姿勢も明確にした。
第3四半期決算も好調で、売上高は2541億1600万円(前年同期比9.3%増)、営業利益は289億5900万円(同39.2%増)、四半期純利益は205億3700万円(同58.8%増)と増収増益を達成した。
さらに、3月31日を基準日として普通株式1株を2株に分割すると発表。投資単位の引き下げにより投資家層の拡大も期待されている。業績上振れ、増配、株式分割という好材料が重なり、市場の評価が一段と高まった形だ。











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