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ダブルエーの今期は営業利益36%減 婦人靴が30億円稼ぐも婦人服が赤字転落

NEWMar 17, 2026.セブツー編集部Tokyo, JP
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「オリエンタル トラフィック(Oriental Traffic)」「ニカル(NICAL)」「卑弥呼」などのシューズブランドを展開するダブルエーは3月17日、2026年1月期の通期連結決算を発表した。売上高は233億2700万円(前年同期比2.3%増)と増収を確保した一方、営業利益は10億6600万円(同36.2%減)、親会社株主に帰属する当期純利益は6億8800万円(同31.0%減)と減益となった。減益の主因は、婦人服事業への投資負担だ。主力の婦人靴事業は安定した収益力を維持したものの、新規事業である婦人服事業におけるコスト増が全体の利益を押し下げた。

婦人靴の企画・販売事業では、ブランド力強化に向けて旗艦店を含む複数店舗でリニューアルを実施。一時休業の影響があったものの、新規出店やオンライン販売の伸長により、売上高は203億4798万円(前年比0.6%減)とほぼ横ばいを維持した。セグメント利益は30億9367万円(同11.3%減)と減益ながらも高い水準を確保しており、収益の柱としての存在感は依然として大きい。

一方、婦人服の企画・販売事業は、昨年4月に取得した「トランテアン ソン ドゥ モード(31 Sons de mode)」の寄与により、売上高は29億7937万円(前年同期比27.5%増)と大きく伸長した。ただし、ブランド統合に伴う費用や人件費の増加、不採算店舗の閉鎖などが重なり、セグメント利益は9448万円の赤字(前年は8574万円の黒字)に転落した。

主力の婦人靴事業では約30億円のセグメント利益を計上しているものの、本社費用や新規事業投資などの全社コストが重く、営業利益は10億円台にとどまった。

2027年1月期は、売上高246億6100万円(前年比5.7%増)、営業利益15億400万円(同41.0%増)、親会社株主に帰属する当期純利益8億8100万円(同28.1%増)と増益を見込む。婦人服事業の収益改善とともに、全体の利益回復が焦点となる。

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