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「ゾゾヴィラ」がシャバいTシャツを発売 ヤンキー用語もプリントされた『ビー・バップ・ハイスクール』限定アイテム

NEWDec 11, 2025.セブツー編集部Tokyo, JP
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【OKAMUNE ARCHIVES】BE-BOP-HIGHSCHOOL 004 Tシャツ:8,800円(税込)

ファッションECサイト「ゾゾタウン(ZOZOTOWN)」を運営するZOZOは12月12日、映画『ビー・バップ・ハイスクール(BE-BOP-HIGHSCHOOL)』を題材にしたTシャツの受注販売を開始する。販売は「ゾゾヴィラ(ZOZOVILLA)」限定で行い、演出家・岡宗秀吾氏によるコラボレーション企画「OKAMUNE ARCHIVES」の一環として展開される。Tシャツには、主人公コンビのヒロシとトオルをはじめ、泉今日子、三原山順子といった劇中の人気キャラクターたちが大胆にプリントされており、懐かしのヤンキー用語「シャバ僧」もしっかりグラフィックで再現されている。

『ビー・バップ・ハイスクール』は、きうちかずひろ原作の漫画をもとに制作され、1985年12月に劇場公開されると、日本中で空前のブームを巻き起こした伝説的作品だ。主演には清水宏次朗と仲村トオル、今日子役を中山美穂、順子役を宮崎ますみが務め、80年代の若者文化を象徴する作品としてその名を残した。舞台は私立愛徳高校。いわゆる「不良もの」「ヤンキーもの」と呼ばれるカテゴリーに属するが、当時の社会背景を反映したストーリーとキャラクターの魅力から熱狂的な支持を獲得。前年に放送を開始した人気ドラマ『スクール☆ウォーズ』(TBS系)と並び、80年代カルチャーを語る上で外せない金字塔的作品として位置づけられている。

今年は映画第1作の公開から40周年という節目の年にあたり、今回のTシャツ企画はそのメモリアルイヤーを祝う位置づけでもある。作品の世界観をファッションとして現代に落とし込むことで、当時を知る世代にとってはノスタルジーを喚起し、若い世代にとっては新鮮なカルチャーアーカイブとして楽しめるアイテムに仕上がっている。

企画をプロデュースした岡宗秀吾氏は、今回のコラボに込めた想いについて、「世間の良識ある大人からは、うとましく思われることも多かった『ビー・バップ・ハイスクール』ですが、今あらめて見ると、『強い者に立ち向かう』『弱いものを守る』『仲間を見捨てない』など、当時の男性が理想とした教育的側面を感じて、熱かったあの時代に想いを馳せてしまうのです。劇場版第1作公開から40周年のメモリアルイヤーとなる今年、ぜひ、このTシャツを着て、街を闊歩してもらえると嬉しく思います。BE-BOP FOREVER!」と語っている。

岡宗氏自身も80〜90年代カルチャーの再評価を手がけており、「OKAMUNE ARCHIVES」では映像・人物・アートを独自の視点で再編集するプロジェクトを展開。今回のTシャツも、アーカイブとしての価値とファッション性の両立をテーマに制作された。

販売は完全受注生産方式で、受付期間は12月12日正午から2026年1月4日11時59分まで。「ゾゾヴィラ」でのみ注文を受け付けるため、希少性も高い。『ビー・バップ・ハイスクール』のファンはもちろん、80年代のストリートカルチャーに関心のあるユーザーにとっても、コレクションアイテムとして注目度の高い企画となりそうだ。

映画公開40周年という記念すべきタイミングで実現した今回のコラボTシャツ。80年代の青春を象徴する伝説的作品が、現代のファッションと融合し、新たな形で再燃することになりそうだ。

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