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東京2020新体操団体にセーラームーンが登場!?

Aug 7, 2021.Tokyo,JP
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IOC日本語公式インスタグラムから

8月7日に開催された東京オリンピック新体操団体予選の「ボール」の演技で、ウズベキスタン代表が「美少女戦士セーラームーン」の主人公セーラームーンを彷彿とさせる衣装で登場した。演技はダイナミックな音楽で始まり、そのまま進むと思われた演技中盤あたりで音楽が「美少女戦士セーラームーン」の主題歌「ムーンライト伝説」に切り替わった。海外の実況担当者も英語実況を進める中、日本語で「ムーンライト伝説」と解説をつけた。このウズベキスタン代表の華麗な演技に対し、ツイッター上では「セーラームーン」がトレンド入りし、「かわいい」や「胸熱」といった反応を見せた。日本へのオマージュを感じさせる演技を披露したチームはそのほかにも登場している。イタリア代表は同じく「ボール」で着物のような衣装に身を包み登場すると、日本を意識した音楽に合わせてくノ一のようにしなやかで美しい演技を披露した。ベラルーシ代表は演技開始前のポーズで、それぞれ手で目を覆うポーズ、口の前に人差し指を当てるポーズ、手で耳をふさぐポーズをし、「見ざる、言わざる、聞かざる」へのオマージュを感じさせた。また8月6日に開催された個人総合予選では、ハンガリー代表のファンニ・ピグニツキ(Fanni Pigniczki)選手が桜や富士山が描かれた衣装で登場した。笛や太鼓の音などを多用した音楽に合わせて、「忍者」をイメージした軽やかな演技を披露した。これについて英語実況担当者も日本語で「忍者」と解説した。

新体操女子団体は1チーム5人で2種目を演じ、その合計得点で争う。時間はそれぞれ2分15秒から2分30秒以内と規定されている。今大会の手具は「ボール」と「フープ・クラブ」と決められ、「ボール」ではボールを5つ、「フープ・クラブ」ではフープを3本とクラブを2セット使用して演技を披露する。ダイナミックに空中に放り投げられた手具をそれぞれの選手がキャッチする技などで、その演技に点数がつけられていく。またそれぞれのチームの個性が現れる衣装や、選曲も合わせて見どころとなっている。日本代表の「フェアリージャパン」は8月7日の団体予選で7位につけ、見事決勝進出を決めている。

今回の団体予選では先述したウズベキスタン代表の「美少女戦士セーラームーン」の衣装や、ROC(ロシア・オリンピック委員会)の選手たちが途中で衣装の色を変化させるサプライズなど、その衣装にも大きな注目が集まっている。女子団体決勝は8月8日11時より開始する。美しい演技にも注目しつつ、個性溢れるその衣装にも注目して選手を応援するのも楽しそうだ。

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