
アシックスは2月13日、2025年12月期の通期連結決算を発表した。売上高は8109億1600万円(前年比19.5%増)、営業利益は1425億1900万円(同42.4%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は987億1900万円(同54.7%増)と、主要指標すべてが二桁成長を記録した。「オニツカタイガー(Onitsuka Tiger)」とスポーツスタイルの売上高が初めて1000億円を突破し、存在感が際立った。
アシックスの株価はこの日、前日比344円高(+8.49%)となる4,396円となり、日本国内のファッション&ビューティ関連企業97銘柄で構成される株価指数「SVT インデックス」では、プラス76.5ポイントとトップの指数寄与度だった。
カテゴリー別では、「オニツカタイガー」の売上高は1365億1900万円(前年比43.0%増)、カテゴリー利益は514億8900万円(同58.7%増)と大幅に拡大し、全体の好業績を牽引した。アジア市場を中心にグローバルで認知度が向上し、直営店の強化やアイコニックなスニーカーのヒットが寄与した。
主力のパフォーマンスランニング部門も二桁成長で、売上高は3635億4200万円(同11.2%増)、カテゴリー利益は860億3500万円(同21.6%増)。スポーツ市場全体の好調さに加え、競技志向からライフスタイル用途まで幅広く需要を取り込んだ。スポーツスタイルは前年比43.6%増と最も高い伸びを示し、売上高は1413億2400万円、カテゴリー利益は413億3800万円(同53.8%増)だった。
2026年12月期の通期業績予想は、売上高9500億円(前年比17.2%増)、営業利益1710億円(同20.0%増)、親会社株主に帰属する当期純利益1100億円(同11.4%増)を見込む。同社はキャッシュ創出力が一段と強まるとの見通しを示し、将来のさらなる成長に向けた戦略投資の議論を本格化させる。
人材戦略にも力を入れる。本社ポジションに外国籍人材を配置するほか、将来の経営人材育成を見据え若手社員の海外派遣制度を導入。新入社員の初任給は大卒33万円、大学院卒35万円に設定している。
また2025年には、スペインでレース登録サイト「デポチケット(Deporticket)」を運営するDPTK INNOVACION TECHNOLOGIAと、タイでランニングイベント登録サイト「タイ・ラン(THAI RUN)」を手がけるThaidotrun**を相次いで買収。今期も積極的なM&Aを通じて成長スピードを高めていくとみられる。












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