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日経平均は今後どう動くのか!?

May 20, 2019.久米川一郎Tokyo, JP
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前代未聞の10日間連続で東京証券取引所はゴールデンウィークに休場した。その後に5月7日(火)に市場は再開したものの、5月7日、8日、9日、10日、13日、14日と日経平均株価は続落し、休場前の4月26日(金)も含めると、なんと7日間続落。あわや2009年7月13日に記録した8日連続下落に並ぶところだった。5月15日はなんとかわずかに上昇したが、5月16日は再び下落。この9日間に日経平均は1,000円以上も下落した。令和相場は「冷下」相場とおちょくられる始末だ。いわゆるショック型で1日で大きく下落はしていないものの、このタラタラ下落はボディブローのように効いてきそうだ。2万2,000円台回復がかなりきつくなり、現在の2万1,000円台攻防戦で2万1,000円が破られると、次は2万円攻防戦ということになりそうだが、この調子だとどうもいずれ1万9,000円台に突入するのは時間の問題のようだ。

米中の関税戦争が下落の要因というよりも、連日の景気「悪化」報道、10月1日からの消費税8%から10%の実施延期の推測報道、7月21日(推定)の参院選挙が衆参同時選挙になって、消費税8%から10%実施延期承認選挙になる可能性などが複雑に絡み合っているようで、これらの推測が現実のものになれば一気に暴騰、推測のまま終わればタラタラ下落が続くと予想しておく。

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