
日本国内のファッション&ビューティ関連企業97銘柄で構成される株価指数「SVT インデックス」は2月21日、前日から9.93ポイント上昇し、11,750.0ポイントで取引を終えた。前日の109.6ポイント安から小幅に反発したものの、戻りは限定的で、市場全体にはなお慎重なムードが残る。
2026年2月21日
SVT インデックス:11,750.0ポイント(前日比+0.08%)
上昇を牽引したのは「ビューティ・メガブランド」セクターだ。資生堂が3.90%高と上昇し、指数寄与度はプラス13.48ポイントと単独で最大の押し上げ要因となった。コーセーホールディングス、ポーラ・オルビスホールディングスも堅調で、ブランド力と海外売上比率の高い銘柄に資金が向かった。
一方、指数内で55%超という圧倒的なウェイトを占めるファーストリテイリングは小幅安となり、寄与度はマイナス9.08ポイント。さらに良品計画は2.43%安と続落し、マイナス12.24ポイントと本日の最大押し下げ要因となった。「グローバル・メガブランド」セクターの戻りは鈍く、指数の上値を抑える構図が続いている。
背景として無視できないのが海外市場の動向だ。欧米を中心とするファッション株で構成される「SVT グローバル」は前日、米国の関税政策を巡る不透明感を受け大幅下落した。グローバルサプライチェーンに依存する業界特性を踏まえると、政策リスクの高まりは企業収益への警戒感を強めやすい。海外市場のリスクオフムードは、国内投資家心理にも影を落としている可能性がある。
実際、今日の国内市場ではビューティや時計といった一部セクターが上昇した一方、アパレルや百貨店では銘柄ごとの差が拡大。全面高には至らず、選別色の強い展開となった。「SVT インデックス」は97銘柄の時価総額を合算し、ディバイザーで除して算出する独自指数。海外市場の政策リスクがどの程度沈静化するのか、そしてグローバル投資マネーの流れが再びリスク選好へ傾くのか。国内ファッション&ビューティ株の方向性は、引き続き海外動向に左右される局面が続きそうだ。
※「SVT インデックス」97銘柄
ファーストリテイリング、良品計画、ZOZO、アシックス、yutori、human made、TOKYO BASE、キューブ、クラシコ、TENTIAL、ミズノ、ゴールドウイン、ヨネックス、ゼビオホールディングス、三越伊勢丹ホールディングス、髙島屋、J.フロントリテイリング、エイチ・ツー・オー リテイリング、松屋、近鉄百貨店、丸井グループ、ユナイテッドアローズ、パルグループホールディングス、アンドエスティホールディングス、三陽商会、TSIホールディングス、オンワードホールディングス、ルックホールディングス、ワールド、三共生興、キング、コックス、ヤマトインターナショナル、ダイドーリミテッド、ワークマン、ハニーズホールディングス、しまむら、西松屋チェーン、インターメスティック、Japan Eyewear Holdings、ジンズホールディングス、ヨンドシーホールディングス、フェスタリアホールディングス、プリモグローバルホールディングス、ベリテ、カシオ計算機、セイコーグループ、シチズン時計、クロスプラス、マツオカコーポレーション、ドウシシャ、ダブルエー、ジェイドグループ、エービーシー・マート、チヨダ、ジーフット、AOKIホールディングス、はるやまホールディングス、青山商事、コナカ、ムーンバット、川辺、山喜、サックスバー ホールディングス、東京ソワール、ワコールホールディングス、MRKホールディングス、アツギ、シャルレ、タビオ、ヤギ、タキヒヨー、GSIクレオス、島精機製作所、セーレン、資生堂、コーセーホールディングス、ポーラ・オルビスホールディングス、アイスタイル、MTG、ヤーマン、I-ne、ハウスオブローゼ、シーボン、アクシージア、プレミアアンチエイジング、ハーバー研究所、粧美堂、日本精化、長谷川香料、日本色材工業研究所、田谷、エム・エイチ・グループ、コタ、ビューティ ガレージ、アジュバンホールディングス、ミルボン











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