
厚生労働省のHPより
厚生労働省が2019年11月26日に発表した人口動態統計(速報)によると、今年1〜9月に生まれた子どもの数は約67万人となり、少子化がさらに加速している。出生数は、第1次ベビーブームの1947年からの3年間に年間260万人を記録したが、2016年に100万人を割り込み、2018年には約92万人と過去最少を更新した。現在のペースが続くとすると、2019年は90万人を割り込み、1899年の統計開始以来の最少数となる可能性がある。2008年の1億2808万人でピークを迎えた日本の人口は2050年前後に1億人を割り込むと言われているが、その減少ペースがさらに加速しそうだ。