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「2階級での4団体統一を目指したい」ポール・バトラー戦を控える井上尚弥が「ミズノ」のインタビューで今の思いを語る

Nov 30, 2022.高村 学Tokyo, JP
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「ミズノ(MIZUNO)」は11月30日、日本人ボクサーとして初めてバンタム級4団体の王座統一に挑む井上尚弥の応援アイテムの発売を開始した。井上尚弥は、WBAスーパー&IBF&WBC世界バンタム級3団体統一王者で、12月13日に東京・有明アリーナで、WBO世界同級王者のポール・バトラー(Paul Butler、英国)と対戦する。井上尚弥の戦績は23戦23勝(20KO)無敗で、ポール・バトラーは36戦34勝(15KO)2敗だ。

井上尚弥にとって今年2戦目が、4団体王座統一戦となる。6月7日にさいたまスーパーアリーナで開催されたノニト・ドネア(Nonito Donaire、フィリピン)とのバンタム級世界3団体王座統一戦では、2度ダウンを奪い、2回にTKOで勝利している。一方のポール・バトラーは、WBO世界バンタム級王者のジョンリル・カシメロ(John Riel Casimero、フィリピン)と対戦予定だったが、試合直前に減量目的でサウナを使用したことでカシメロが失格となり、これによって設けられたジョナス・スルタン(Jonas Sultan、フィリピン)とのWBO世界バンタム級暫定王者決定戦に勝利し、その後カシメロが王座も剥奪されたため、ポール・バトラーが正規王者に昇格した。

自身のキャリアにとっても重要な一戦となるポール・バトラー戦を控えて、「ミズノ」が10月に行ったインタビューでボクシングに対する考えや今後の展望について語っている。その中で井上尚弥は、「オリンピック競技でもあるボクシングをスポーツとして捉えているので、リングでパフォーマンスを見せることにこだわっている。リングで結果を出せなければ終わってしまう世界なので。ボクシングはひとつの負けがでかい。危険なスポーツだし、怪我もつきものだし、なかには死にかかる場面ももちろんある。覚悟を決めてやることが大事。今日の調子、明日の調子は確実に違うので、微妙なズレと向き合いながらトレーニングをして、そのズレを合わせていって試合当日ピタっと合わせていく。12月に控えている4団体統一は必ず成し遂げたいと思っている。その先はスーパーバンタム級に上げて、2階級での4団体統一を目指したい。自分は期待とかプレッシャーを力に変えることができる、だからこそ想像を超える戦いを常にしたい」と、語っている。

今回、「ミズノ」は、オリジナルTシャツ2型(4,400円)を始め、フェイスタオル(1,650円)、ジャージ上下セット(19,800円)、スニーカー(28,600円)をミズノ公式オンラインとMIZUNO TOKYOで発売。MIZUNO TOKYOではオリジナルTシャツとフェイスタオルのみ発売。ジャージは大橋ボクシングジムのスタッフが着用するものと同じデザインだ。

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