
クロスプラスは6月13日、2026年1月期の第1四半期決算を発表した。売上高は159億8100万円(前年同期比1.6%増)、営業利益は8億400万円(同8.9%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は6億8400万円(同35.1%増)と増収増益だった。
主力の卸売事業は、売上高が前年同期比0.9%増の131億600万円で、特にネイルやヘアケアの新ブランドが好調だった。小売事業は寒暖差の影響で、春物のアウターや初夏商品の販売が苦戦したものの、前年同期比4.7%増となる27億5500万円だった。
クロスプラスの連結業績予想は、売上高は640億円(前年比3.2%増)、営業利益は12億円(同16.5%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は12億円(同6.9%減)としている。最終利益に対する進捗率は第1四半期で57%に達しており、過去最高益となる20億6400万円を計上した2024年1月期を上回る勢いだ。