
アイウェアブランド「ジンズ(JINS)」を手掛けるジンズホールディングス(以下、ジンズHD)は7月11日、2025年8月期の第3四半期決算を発表した。累計での売上高は698億1500万円(前年同期比18.0%増)、営業利益は88億9200万円(同75.7%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は62億8500万円(同98.0%増)と大幅な増収増益で、最終利益は前年同期の2倍だった。
ジンズHDは5月末時点で国内530店舗、海外248店舗の合計778店舗を展開しており、8月からはモンゴルで最大のコングロマリットのタワン・ボグド・グループ(Tavan Bogd Group)のグループ企業のUBP LLCとのパートナーシップで、同国でも展開を開始する。海外での売上高は前年同期から10.9%増の155億3800万円と高い成長を維持している。国内売上高も前年同期から20.2%増の542億7600万円と盤石の体制だ。
ジンズHDの2025年8月期の連結業績予想は、売上高は925億3200万円(前年比11.5%増)、営業利益は108億500万円(同37.9%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は72億500万円(同54.2%増)としている。過去最高だった2024年8月期決算をさらに更新する見込みで、売上高は前期から100億円積み増す。