ケリンググループ(Kering Group)は11月19日、主軸ブランドである「サンローラン(Saint Laurent)」と「バレンシアガ(BALENCIAGA)」のCEOに関する新人事を発表した。「サンローラン」のCEOにはセドリック・シャルビ(Cédric Charbit)が就任し、「バレンシアガ」のCEOにはジャンフランコ・ジャナンジェリ(Gianfranco Gianangeli)が就任する。両者とも2025年1月2日付けでの就任予定。
フランス出身のセドリック・シャルビ新CEOは、トゥールーズ・ビジネス・スクールを卒業した後、2001年にフランスの百貨店「プランタン(printemps)」に入社、ラグジュアリー・グッズ購買部門に配属されキャリアをスタートした。2012年に「サンローラン」に入社すると、マーチェンダイシング・ディレクター、プロダクト&コミュニケーション部門のエグゼクティブ・ヴァイス・プレジデントを歴任。2016年11月には「バレンシアガ」のCEOに任命される。
ジャンフランコ・ジャナンジェリは、「メゾン マルジェラ(Maison Margiela)」でCEOを務めた後、「サンローラン」のチーフ・コマーシャル・オフィサーに就任。今回、セドリック・シャルビの後任として「バレンシアガ」の指揮を執る。