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KeyHolderが支援に乗り出していた子ども服のマ・メールが破産 負債総額は約23億7800万円

May 28, 2025.セブツー編集部Tokyo, JP
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2024年9月24日に東京地方裁判所に民事再生法の適用を申請していたマ・メール(本社:大阪市、代表:福家一憲)が、5月12日に再生手続き廃止決定を受けた。今後は破産に移行するとみられる。マ・メールは子ども服や雑貨の輸入販売・卸売業を手掛けており、創業は1978年。「フェンディ(FENDI)」や「エンポリオ・アルマーニ(Emporio Armani)」「クロエ(CHLOE)」など、主に海外の高級ブランドの子ども服を展開してきた。

ホテルニューオータニ東京とリーガロイヤルホテル大阪に旗艦店を構え、伊勢丹新宿本店を始め、日本橋三越本店、阪急うめだ本店、松坂屋名古屋、岩田屋本店といった百貨店の子ども服売り場で店舗を展開してきた。東京の南麻布には路面店を構えている。

マ・メールは、最盛期には約21億円の売上高を計上していたが、2023年7月期では約5億7000万円にまで減収し、経常利益は1億1900万円の赤字となり、赤字経営に陥っていた。

マ・メールの支援には、KeyHolderが2024年9月24日にスポンサー支援に関する基本合意書を締結していた。KeyHolderは、アイドルグループのIPコンテンツの管理・運営をはじめ、バラエティ番組やテレビドラマなどの映像制作を手掛けている。KeyHolderの支援のもと、事業再生に取り組んでいたが、今回の措置となった。負債総額は約23億7800万円。

 

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