BUSINESS NEWS
  • share with weibo
  • share with LINE
  • share with mail

良品計画、世界で同時に伸びる 前期最高益を上回るペースで第1四半期を通過

NEWJan 14, 2026.セブツー編集部Tokyo, JP
  • share with weibo
  • share with LINE
  • share with mail

「無印良品」を国内外で展開する良品計画は1月14日、2026年8月期の第1四半期決算を発表した。売上高にあたる営業収益は2282億2700万円(前年同期比15.4%増)、営業利益は283億8300万円(同29.3%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は220億4700万円(同47.4%増)となり、営業収益およびすべての利益項目で過去最高を更新した前期を大きく上回る滑り出しとなった。

良品計画の強さは、成長が特定地域に偏らず、すべての地域で増収増益を達成している点だ。「無印良品」のグローバルブランドとしての強度が、数値として明確に表れている。

国内事業の営業収益は1332億6700万円(同9.1%増)、セグメント利益は183億6100万円(同22.1%増)。2025年10月中旬以降、システム障害に伴うEC販売停止という逆風があったものの、出店拡大による店舗数増加と「無印良品週間」の集客効果が下支えした。加えて、生産体制の内製化などによる原価構造の改善が進み、営業利益は大幅な増益となった。

東アジア事業は、営業収益679億9500万円(同25.7%増)、セグメント利益142億1300万円(同27.9%増)と高い成長を維持。中国では、ダブルイレブン商戦や「無印良品週間」に加え、スキンケアを中心とした生活雑貨、食品が売上を牽引した。売上拡大に伴い販管費率が改善し、利益成長につながった。台湾、香港、韓国においても売上が伸長し、そろって増収増益となっている。

東南アジア・オセアニア事業は、営業収益144億8200万円(同33.4%増)、セグメント利益18億500万円(同59.3%増)を計上。欧州事業は、北米ともにオンライン販売が好調に推移したほか、秋冬シーズン立ち上がり時点で十分な在庫を確保できたことで既存店売上も伸長したことで、営業収益124億8200万円(同17.1%増)、セグメント利益28億2400万円(同25.3%増)と2桁での増収増益を確保した。

良品計画は2026年8月期の通期業績予想として、営業収益8600億円(前年比9.6%増)、営業利益790億円(同7.0%増)、親会社株主に帰属する当期純利益530億円(同4.2%増)を見込む。2026年秋から冬にかけては、フランス・パリに欧州最大規模となる旗艦店「MUJI Rivoli」を出店予定。売場面積は600坪を超え、欧州戦略の象徴的拠点となる。

「無印良品」はいま、単なる生活雑貨ブランドを超え、地域を問わず収益を生み出すグローバルリテールモデルとしての完成度を高めつつある。

READ MORE