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林真理子よ、さっさと理事長を辞任せよ!続けるなら筆を折れ!

Aug 11, 2023.三浦彰Tokyo,JP
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猛暑と関係があるのか、世間を騒がす事件が頻発している。①木原誠二内閣官房副長官夫人の前夫不審死事件の「週刊文春」報道、②札幌ラブホテル首狩り事件、③ビッグモーター保険金集団詐欺事件、④自民党松川るい参院議員子連れパリ研修騒ぎ、⑤自民党秋本真利衆院議員の洋上風力発電汚職事件に加えて、⑥長引くジャニーズ事務所創業者性加害事件に国連人権理事会が聞き取り調査。

もうこれだけでも十分だというのに、日大アメフト部大麻・覚醒剤で逮捕者!という最新事件が起きた。これについては度重なる部員保護者や部員からの指摘が昨年からあったにもかかわらず大学側の対応に問題があった。簡単に言えば事件を「隠蔽」しようとしたわけだが、結局隠蔽しきれずに事件化して、8月8日には記者会見まで開かれた。大学側の出席者は、林真理子理事長、酒井健夫学長、澤田康広副学長の3人だった。

作家の林真理子(69歳)が日大理事長に就任したのは2022年7月1日。アメフト部の監督指示による悪質タックル事件(2018年)、前理事長による脱税事件および付属病院を舞台にした背任事件(2021年)など相次いで不祥事があったのを受けて失墜したイメージ回復を、同大学藝術学部文芸学科卒業生で人気作家の林真理子に託したのだった。

しかし、それから丸1年経過して今回の不祥事で、林が目指した大学改革は全く進んでいないことが露見した。「史上最悪」と評された今回の記者会見では、まず林理事長が「カヤの外」に置かれているのがよく分かった。日大の理事長とは、日本大学(学部生7万3686人)のみならず、付属中学、高校26校を掌握する存在なのである。

今回の日大アメフト部員大麻・覚醒剤取締法違反は日大生による犯行であり、管轄の大学学長が直接の責任者であるのだが、その大学も管轄している責任者の林も同席したのだろうが、学長との意思疎通は全くできていないのが歴然だった。「薬物はまだ見つかっていない。学生の潔白信じたい」(8月2日の林理事長のマスコミへの発言)など寝ぼけたことを言っている。

ついでに言えば元東京地検総務部副部長で検事である澤田副学長も「本当に検事資格があるのか?」と思えるぐらいに犯罪に対する対応の拙さや甘さが感じられた。もはや犯罪であるのが歴然としているのに「自首を促した」だのと話している。

林理事長は、就任時は「一般人の感覚で改革に当たりたい」と抱負を語っていたが、今回の記者会見では「改革はまだ6合目。後ずさりした」「スポーツは遠慮すべき分野だった」などと発言して謝罪。失笑を誘った。

大学も含めた学園の理事長は作家稼業と2足のワラジでできるような仕事ではないのは明らかだ。大学というのは、事務方と教師側が主導権を争う伏魔殿なのである。ましてや日大などという大組織のトップに身内のブレインやアシスタントなしで単身乗り込んで改革などというのは学内外からせせら笑われていたのではないか。

この林真理子は、山梨の本屋の娘だが、作家としての力量は知らないが、名誉職や賞への異様な執着があって、2011年にレジオンドヌール勲章シュヴァリエ、2018年紫綬褒章を受賞、2020年日本文藝家協会理事長に女性として初めて選出され、同年9月文部科学省文化審議会委員(文化功労者選考分科会分属)になっている。いやはやこれで小説やエッセイを執筆して、「週刊文春」に連載のエッセイ(現在は「夜ふけのなわとび」のタイトル)は「同一雑誌におけるエッセイの最多掲載回数」としてギネス世界記録に認定されたそうだ。そう言えば「週刊文春」は今回の事件の扱いをしているのかな。

しかし、もう1年もやってこの人にこの学園(大学)の改革が無理なのはハッキリした。さっさと理事長辞任すべきである。いや、その前に解任が妥当だろう。そして、アメフト部は、あの2018年反則タックルの事件もあり、これは廃部が妥当ではないか。

記者会見で、林を含む3人は深々と頭を下げ謝罪の言葉を口にしたが、これは作家たる者がやってはいけないことだ。「頭は下げたけれども、私は全く反省していなかった。心の中では舌を出していたのだった」と書くのが本当の作家である。公職や勲章に執着する作家はこういう「真実の心」を書けなくなってしまうのだ。林真理子は万が一理事長を続けるなら、筆を折ってはどうだろうか。名誉職に飛びついた代償は高くついたようだ。

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