US｜「ノードストローム」がニューヨークにメンズストアをオープン、2019年にメインフラッグシップ展開予定

1901年の創業以来、アメリカ最大の百貨店の1つである「Nordstrom（ノードストローム）」は、4月12日に同国で最も競争の激しいファッションエリア・ニューヨークにメンズ専門のNordstrom Men’s Store N.Y.C.をオープンした。3階建ての47,000平方フィート（約4370㎡）のメンズストアが位置する57番街は、地元の人々だけでなく、ニューヨークを訪れる世界中の旅行者にとっても便利な場所。同店はNordstromのマンハッタンで初めてのメンズ専門店かつフルラインを揃える店舗で、「Levi's　Tailor　Shop（リーバイス テイラー ショップ）」や「Comme de Garçon（コム デ ギャルソン）」「GUCCI（グッチ）」「Nike Men's Project（ナイキメンズプロジェクト）」「Christian Louboutin（クリスチャン ルブタン）」「TOPMAN（トップマン）」など若年層の顧客に向けたブランドも取り揃える。限定商品の幅広いラインナップに加え、最大の特徴は店舗体験を豊かにする様々なサービスで、24時間365日の特急配送・返品サービスや3時間便、お直しサービス、オンラインストア購入後の店舗受け取りなどを提供する。

現在、Nordstromは米国、カナダ、プエルトリコの40の州で122のフルライン店舗を含む370店舗を運営し、2019年9月にはニューヨークのCentral Park Tower（セントラルパークタワー）にメインストアのオープンを予定している。男性が買い物客として積極的に参加したくなるような店づくりができるかはメンズストアにとって重要なポイント。Men’s Store N.Y.C.で展開する独自サービスや取り扱いブランドが今後のNordstromの運営にどう影響するのか興味深く見守りたい。