
日本国内のファッション&ビューティ関連企業97銘柄で構成される株価指数「SVTインデックス」は2月20日、11,427.4ポイントで取引を終えた。構成銘柄のうち66銘柄、全体の約68%が下落し、業界全体に売りが広がる一日となった。
2026年2月20日
SVTインデックス:11,427.4ポイント
今回の下落を決定づけたのは、指数内で55%超という圧倒的なウェイトを占めるファーストリテイリングだ。株価の下落により指数寄与度はマイナス59.11ポイントとなり、単独で指数を大きく押し下げた。ただし、今回の特徴は一部大型株だけでなく、セクター横断的に下落が広がった点にある。ZOZOは3.40%安で寄与度はマイナス8.34ポイント、「無印良品」を展開する良品計画も0.82%下落し、マイナス4.37ポイントと指数を押し下げた。
スポーツ関連でも売りが目立つ。ヨネックスは6.60%安と急落し、寄与度はマイナス5.66ポイント。成長期待の高い銘柄ほど利益確定売りの対象になりやすい地合いだった可能性がある。ストリート系ブランドを展開するhuman madeも6.09%安と値を下げた。
「グロースアパレル」セクターではyutori(3.59%安)やTENTIAL(3.40%安)など中小型株も軟調。直近まで物色対象となっていた銘柄群に調整圧力が波及した形だ。一方で、「ビューティ・メガブランド」セクターは底堅さを示した。資生堂、コーセー、ポーラ・オルビスホールディングスはいずれも上昇。外需やブランド力を背景とする銘柄が相対的に資金の逃避先となった側面もある。
「SVT インデックス」は97銘柄の時価総額を合算し、ディバイザーで除して算出する独自指数。今回のように約7割が下落する局面は、市場のリスク許容度が一時的に低下しているサインとも読み取れる。業界全体のファンダメンタルズに大きな変化があるわけではない中で、テクニカル要因や資金循環の変化が広範囲な下落を引き起こした可能性が高い。今後は大型株の値動きが安定を取り戻すかどうかが、「SVT インデックス」の方向性を左右しそうだ。
※「SVT インデックス」97銘柄
ファーストリテイリング、良品計画、ZOZO、アシックス、yutori、human made、TOKYO BASE、キューブ、クラシコ、TENTIAL、ミズノ、ゴールドウイン、ヨネックス、ゼビオホールディングス、三越伊勢丹ホールディングス、髙島屋、J.フロントリテイリング、エイチ・ツー・オー リテイリング、松屋、近鉄百貨店、丸井グループ、ユナイテッドアローズ、パルグループホールディングス、アンドエスティホールディングス、三陽商会、TSIホールディングス、オンワードホールディングス、ルックホールディングス、ワールド、三共生興、キング、コックス、ヤマトインターナショナル、ダイドーリミテッド、ワークマン、ハニーズホールディングス、しまむら、西松屋チェーン、インターメスティック、Japan Eyewear Holdings、ジンズホールディングス、ヨンドシーホールディングス、フェスタリアホールディングス、プリモグローバルホールディングス、ベリテ、カシオ計算機、セイコーグループ、シチズン時計、クロスプラス、マツオカコーポレーション、ドウシシャ、ダブルエー、ジェイドグループ、エービーシー・マート、チヨダ、ジーフット、AOKIホールディングス、はるやまホールディングス、青山商事、コナカ、ムーンバット、川辺、山喜、サックスバー ホールディングス、東京ソワール、ワコールホールディングス、MRKホールディングス、アツギ、シャルレ、タビオ、ヤギ、タキヒヨー、GSIクレオス、島精機製作所、セーレン、資生堂、コーセーホールディングス、ポーラ・オルビスホールディングス、アイスタイル、MTG、ヤーマン、I-ne、ハウスオブローゼ、シーボン、アクシージア、プレミアアンチエイジング、ハーバー研究所、粧美堂、日本精化、長谷川香料、日本色材工業研究所、田谷、エム・エイチ・グループ、コタ、ビューティ ガレージ、アジュバンホールディングス、ミルボン












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