
欧米を中心としたファッション&ビューティ関連33銘柄で構成する「SVT グローバル」は3月25日、オン・ホールディングスの株価が急落する一方で、相場全体は上昇を維持し、構成銘柄の騰落率合計がプラス10.41%となり上昇した。前日までの方向感に乏しい展開から一転し、底堅く推移、「SVT グローバル」は3日続伸となった。
この日の最大の注目は、オン・ホールディングスの急落だ。株価は前日比11.19%安と大きく下落した。オン・ホールディングスは同日、マーティン・ホフマン(Martin Hoffmann)が5月1日付でCFOおよびCEOを退任し、共同創業者のデイヴィッド・アレマン(David Allemann)とキャスパー・コペッティ(Caspar Coppetti)が共同CEOとして経営を主導する体制への移行を発表。オン・ホールディングスの2025年12月期の通期決算は、売上高は30億1400万スイスフラン(約6058億円*、前年比30.0%増)、最終利益は2億370万スイスフラン(約409億円、同15.9%減)と急拡大しているが、成長企業にとって経営体制の変更は不透明要因と受け止められやすく、投資家の警戒感を招いた可能性がある。
一方、欧州ラグジュアリー株は復調している。エルメス・インターナショナルは1.15%高、ケリングは1.65%高、LVMHも0.35%高と上昇し、前週の急落後に見られた不安定な動きは落ち着き、相場は徐々に正常化に向かっている。グローバルアパレルも底堅い。「ザラ(ZARA)」を展開するインディテックスは1.16%高、ヘネス・アンド・マウリッツは1.36%高、ファーストリテイリングも0.87%高と上昇し、消費関連株への買いが継続している。「ザラ」は3月17日にジョン・ガリアーノ(John Galliano)と2年間のクリエイティブ・パートナーシップを締結したと発表、期待の声が多くあがっている。
米国ブランドも堅調だった。PVHは1.91%高、タペストリーは1.50%高、ラルフ ローレンは0.71%高と上昇し、リスクオンの流れが維持された。スポーツ分野では、ONホールディングスが急落したほか、ナイキは0.95%安、ルルレモンは1.39%安と下落し、成長株に対する慎重姿勢が見られた。
*1スイスフラン=201円換算(3月26日時点)
※「SVT グローバル」は原則として本国のプライマリー上場市場の株価を採用
※本データは現地通貨建て株価ベースで算出しており、為替変動の影響は考慮していない
※「SVT グローバル」採用33銘柄
LVMH / HERMES INTERNATIONAL / KERING / Prada / Burberry Group / Ferragamo Group / Brunello Cucinelli / Moncler / Richemont / Swatch Group / Fast Retailing / Inditex / Hennes & Mauritz / Hugo Boss / Ermenegildo Zegna Group / Ralph Lauren Corporation / Tapestry / PVH Corporation / VF Corporation / Capri Holdings / Canada Goose Holdings / Deckers Outdoor Corporation / Levi Strauss & Co. / NIKE / adidas / asics / lululemon athletica / Under Armour / Columbia Sportswear / Allbirds / On Holding AG / L’Oreal / Unilever
On Holding, with Revenue Exceeding ¥600 Billion, Plunges 11.19%; “SVT Global” Rises 10.41% for a Third Straight Gain.











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