BUSINESS NEWS
  • share with weibo
  • share with LINE
  • share with mail

オールバーズの株価が2日で46%急騰 「SVT グローバル」は欧州ラグジュアリーが上昇|3月10日

NEWMar 11, 2026.高村 学Tokyo, JP
  • share with weibo
  • share with LINE
  • share with mail

欧米を中心としたファッション&ビューティ関連33銘柄で構成する「SVT グローバル」は3月10日、構成銘柄の騰落率合計がプラス25.38%となり反発した。先週は中東情勢の緊迫化を背景にクラッシュ級の下落が続いていたが、この日は買い戻しが広がり、指数は持ち直した。

この日、もっとも目立った動きを見せたのはオールバーズで、株価は16%を超える上昇となった。前日も25%を超える急騰を記録しており、短期間で大きく値を戻している。ただし、こうした急激な値動きは小型株特有の投機的な資金の影響を受けやすく、業界全体の動向を示すものとは言い難い。

指数全体の流れを見ると、今回の反発を主導したのは欧州のラグジュアリーグループだ。LVMHは1.37%高、エルメス・インターナショナルは2.31%高、ケリングは3.10%高とそろって反発した。ウォッチ&ジュエリーでもリシュモンが3.15%高、スウォッチ・グループが1.47%高となり、ラグジュアリー関連銘柄に幅広く買い戻しが入った。

先週の相場では、米国とイスラエルによるイラン攻撃をきっかけに中東情勢が急速に緊迫化し、原油価格の上昇や世界経済への不安が広がった。これを受けて欧米のファッション株は全面安となり、ラグジュアリー企業も大きく売られていた。今回の上昇は、急落後の売られすぎを意識した買い戻しが入った側面が強いとみられる。

欧州のグローバル・アパレルも堅調だった。インディテックスは3.27%高、ヘネス・アンド・マウリッツは1.78%高と上昇し、ファーストリテイリングも1.56%高となった。衣料小売大手の株価がそろって回復したことで、市場全体の安心感にもつながったようだ。

一方で、米国ブランドの戻りは比較的限定的だった。ナイキやルルレモン・アレスティカ、アンダーアーマーなどは小幅な動きにとどまり、ここ数日続いた下落の影響が残っている様子もうかがえる。中東情勢の緊張は依然として続いており、原油価格や世界経済への影響を巡る不透明感は残る。

※「SVT グローバル」は原則として本国のプライマリー上場市場の株価を採用
※本データは現地通貨建て株価ベースで算出しており、為替変動の影響は考慮していない

※「SVT インデックス」グローバル版採用33銘柄
LVMH、エルメスインターナショナル、ケリング、プラダ、バーバリーグループ、フェラガモグループ、ブルネロ クチネリ、モンクレール、リシュモン、スウォッチグループ、ファーストリテイリング、インディテックス、ヘネス・アンド・マウリッツ、ヒューゴボス、エルメネジルド・ゼニア・グループ、ラフルローレン、タペストリー、PVHコーポレーション、カプリホールディングス、VFコーポレーション、カナダグースホールディングス、デッカーズ・アウトドア・コーポレーション、リーバイ・ストラウス&カンパニー、ナイキ、アディダス、アシックス、ルルレモン・アスレティカ、アンダーアーマー、コロンビア・スポーツウェア、オールバーズ、オンホールディングス、ロレアル、ユニリーバ

READ MORE