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アシックスの第1四半期売上高が初の2000億円突破 4月には一般財団法人を設立し石川佳純らが理事に就任

NEWMay 19, 2025.セブツー編集部Tokyo, JP
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アシックスは5月15日、2025年12月期の第1四半期決算を発表した。売上高は2083億1300万円(前年同期比19.7%増)、営業利益は445億1100万円(同31.6%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は316億4700万円(同18.4増)と増収増益で、売上高は四半期期間で初めて2000億円を突破した。

今期も「オニツカタイガー(Onitsuka Tiger)」の勢いは全く衰えることがなく、売上高は前年同期比で57.2%増の283億円、営業利益は同60.0%増の103億円だった。インバウンド売上高も好調で、前年同期の約2.6倍となる78億円だった。

「ノヴァブラスト 5(NOBABLAST)」などのランニングシューズを展開するパフォーマンスランニングのカテゴリーも2桁の伸びだった。売上高は前年同期比11.5%増の980億円、営業利益は同13.9%増の261億円だった。特に北米が好調で、ランニング専門店向けの売上高は前年同期比25.1%増となり、ロードランニングのシェアは2位となる20.0%まで上昇した。

また、アシックスはすべての地域での売上高が増収だったが、特に中華圏は市場の不況の影響を受けずに売上高は290億円、前年同期比で52%増と大幅な増収だった。

アシックスの2025年12月期の連結業績予想は、売上高は7800億円(前年比15.0%増)、営業利益は1200億円(同19.9%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は780億円(同22.2%増)を見込んでいる。

なお、アシックスは4月1日に一般財団法人アシックスファウンデーションを設立、今後はスポーツを通して、社会への貢献をさらに目指すとしている。理事長にはアシックスの甲田知子・常務執行役員が就任し、理事には元プロ卓球選手の石川佳純や競泳パラリンピアンの一ノ瀬メイらが就任している。

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