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ワークマンの新社長に商品トップの大内康二氏 商品力経営へさらなる舵

NEWMar 2, 2026.セブツー編集部Tokyo, JP
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ワークマンは2月27日、トップ交代を発表した。4月1日付で取締役商品本部長の大内康二氏(53)が新社長に就任する。現社長の小濱英之氏は同日付で取締役となり、6月開催予定の株主総会をもって任期満了により退任する。

今回の人事の最大のポイントは、「商品畑」出身の社長誕生だ。大内氏は1972年生まれ、茨城県出身。神奈川大学卒業後、1996年にワークマンへ入社。2017年に商品部長に就任し、同社の商品戦略を中核で担ってきた。

近年のワークマンは、リカバリーウェア「メディヒール(MEDIHEAL)」をはじめ、「エックスシェルター(XShelter)」、UVカットウェア、ファン付きウェアなど、機能性と価格競争力を両立させた商品を次々と投入。作業服で培った技術を一般アパレル市場へ拡張し、新たな需要を開拓してきた。

こうした流れの中での商品トップ昇格は、「商品力のさらなる深化」を明確に打ち出す人事とも言える。物価上昇が続き、消費者の節約志向が強まる現在、高機能でありながら手頃な価格の商品をどれだけ生み出せるかが企業の競争力を左右する。まさに商品企画の精度が問われる局面だ。

小濱氏は在任中、一般客層の開拓やブランド刷新を推進し、ワークマンを作業服専門店から高機能・低価格の一般向けアパレル企業へと進化させた。そのバトンを受け継ぐ大内新体制は、ヒット商品創出型の経営をどこまで加速できるのか。

今回のトップ交代は単なる世代交代ではない。ワークマンがさらなる成長フェーズへ踏み出せるかどうかを占う、重要な転換点となりそうだ。

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