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「ドン・キホーテ」が新宿三丁目の「ロックイン新宿」跡地にインバウンドに特化した店舗をオープン

May 24, 2025.セブツー編集部Tokyo, JP
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ディスカウントストア「ドン・キホーテ(Don Quijote)」などを運営するパン・パシフィック・インターナショナルホールディングス(以下、PPIH)は、東京・新宿三丁目にインバウンドに特化した店舗、「ドン・キホーテ新宿東南口別館」を6月13日にオープンする。

「ドン・キホーテ新宿東南口別館」が開業する新宿三丁目は、「ビームスジャパン(BEAMS JAPAN)」や「ユニクロ(UNIQLO)」の新宿本店を始め、ラーメン店の「一蘭」などが軒を連ねており、訪日外国人にも人気のエリアだ。ほど近い場所には「ドン・キホーテ新宿東南口店」も展開している。

PPIHは2025年3月に閉店した山野楽器の楽器専門店「ロックイン新宿」跡地に「ドン・キホーテ新宿東南口別館」を出店、食品や雑貨、化粧品、医薬品などを中心に展開し、約7割は訪日外国人に人気がある商品をラインアップする。売場面積は約647平方メートルで、地階1階・地上4階の構成だ。夜間でも訪日外国人の活動が活発であることから、深夜2時まで営業する。

PPIHは「インバウンドNo.1」を掲げており、2025年6月期の第3四半期の免税売上高は累計で1244億円(前年同期比153.0%)を計上。さらに、4月は百貨店の免税売上高が26.7%減と大幅に下げた一方で、PPIHは168億円と過去最高の免税売上高を更新している。

  • いづも巳之助

    いづも巳之助

    コメンテーター

    「ドン・キホーテ」は、とにかく株を買うタイミングが取りづらい。まず、3年間ずっと右肩上がりで経営成績がすこぶる良く、もはや株価も過熱気味なところだ。また、あのユニークすぎる(笑)PBと店頭展開が、フツーの流通関係者から見ると理解し難い部分??も当然ある。しかし、インバウンドの顧客心理の掴み方は本当に素晴らしく、確実に売れ線を作るノウハウがある。年間1千億円超の免税売上は、その証拠だ。今回、新しくできるインバウンド店舗は、棚からぼた餅のような素晴らしい新宿の物件だし、何をするのか楽しみだ。ドンキが更にブレイクするかもしれない。

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