
アシックスは5月13日、2026年12月期の第1四半期決算を発表した。売上高は2702億6500万円(前年同期比29.7%増)、営業利益は607億6200万円(同36.5%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は465億6900万円(同47.2%増)と、主要指標すべてが二桁成長となった。過去最高業績を更新した前期をさらに上回る好スタートとなっている。
一方で、株式市場では利益確定売りが先行したようだ。アシックスの株価は5月7日から4日続伸していたが、決算発表当日の13日は前日比6.05%安となった。
今回の決算では、日本、欧米、アジアを含むすべての地域で売上高とセグメント利益が前年を上回った。ランニングやウォーキングを中心に、すべてのカテゴリーも好調に推移している。
特に存在感を高めているのが、「オニツカタイガー(Onitsuka Tiger)」だ。売上高は378億9100万円(前年同期比33.8%増)、カテゴリー利益は149億9700万円(同45.3%増)と大幅増益を記録。ファッションとスポーツを融合したブランドとして、海外市場を中心に高い人気を維持している。
近年のアシックスは、パフォーマンスランニング市場で世界的な評価を高める一方、「オニツカタイガー」を軸にライフスタイル領域でも存在感を拡大。競技用シューズだけではないグローバルブランドとして成長を続けている。
2027年12月期の通期業績予想は、売上高9500億円(前年比17.2%増)、営業利益1710億円(同20.0%増)、親会社株主に帰属する当期純利益1100億円(同11.4%増)を見込む。
スポーツ市場が世界的に拡大する中、アシックスはランニングブランドの枠を超え、ファッションと機能性を兼ね備えた日本発グローバルブランドとして存在感を強めている。

















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