
中国発のファッションブランド「ウーヤー(UOOYAA)」が日本での展開を本格化している。昨年10月にラフォーレ原宿の1階に日本初となるポップアップストアをオープンしたが、4カ月間の予定が7月末まで10カ月間に延長。関西初となる阪急うめだ本店にも短期ポップアップストアを展開中で、こちらも3月末までの予定が4月7日まで延長されている。
阪急うめだ本店の出店場所は、3階「ビヨンドワールド(BEYOND WORLD)」ゾーン内。「高感度なファッション好きのアジア全域の若年層に向けて、従来のジェンダーやカテゴリーの枠を超えたファッションとライフスタイルを提案する」ことを目指したコンセプチュアルな区画にある。韓国発の「ジェントルモンスター」「タンバリンズ」「ナイスウェザー」、日本発の「ヌビアン」「アンブッシュ」「トーガ」「ブラックコムデギャルソン」、欧米の「ヴィヴィアンウエストウッド」「ケンゾー」「ディーゼル」「マークジェイコブス」などと軒を並べている。
クマの立体モチーフや手刺繍を施したアイテムや、大胆なパッチワーク、ダメージ加工とパール装飾を施したデニムなど、遊び心とクラフトマンシップのある個性的なアイテム群は、カメラ越しでも圧倒的に「映える」もの。最近ではスタイリストからの注目も高く、きゃりーぱみゅぱみゅや、あの(あのちゃん)などポップカルチャーのけん引者がテレビや撮影などで着用するなど、Instagramでの投稿も増加している。中国でも小紅書(レッド)をはじめとしたSNSなどデジタルクリエイションにも強みを持っているが、日本でも発信を強化している。
阪急の担当者が「ウーヤー」を知ったのもInstagram経由だという。「ストリートの自由奔放さと緻密なクラフト感を融合させた『圧倒的な遊び心』に、一瞬で心を奪われた。アジア発の気鋭ブランド特有の熱量とエッジの効いたスタイルを、常に新しい刺激を求める当店のお客さまへいち早く紹介したいと考えた」「自らアジアのトレンドを発信する『デジタルネイティブなZ・ミレニアル世代』との新たな接点を作ることと、オンライン上の熱量をリアルな店舗へ呼び込むことを期待している」とポップアップをオファーした理由を明かしている。
3月には東京・渋谷で開催された合同展「トラノイ東京」にも出展。価格帯は春夏シーズンでも2万~7万円、秋冬では2万~30万円台と、けっして安くはないが、デベロッパーやバイヤーなど来場者からは「長く愛用できる一着」「自分のモチベーションを上げるご褒美アイテムになる」「万人受けはしないけれど、おしゃれ感度の高い、独自のスタイルを持った方々に選ばれるブランドになる」として評価を受けていた。
今春の阪急うめだ本店での展開を機に、新たにアクセサリーのコレクション「乱 LUAN」の日本での取り扱いも開始した。天然石を使用したシリーズと、シーズンモチーフであるリボンのシリーズが中心で、価格は2万~5万円台。
常設店の出店も模索中だが、まずは今夏、東京の中心地にある商業施設内で新たなポップアップストアを開設する計画だ。「『ウーヤー』は幅広いコレクションを展開している。商品やデジタルの圧倒的なクリエイション力には自信を持っている。商習慣の違いや物流など課題も多いが、魅力を最大限に発揮しつつ、ローカライズも進めていきたい」と日本で「ウーヤー」のプロデュースやローカル支援を行う益運豊(NST)の劉瑶(Coco Liu)代表。
























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