楽天グループと日本ロレアルは11月19日、ビューティ領域においてパートナーシップ契約の締結に向けて協議を開始したと発表した。楽天グループと日本ロレアルは今後、楽天グループの会員を中心にした「楽天経済圏」を活用したマーケディングデータや独自のAI技術と、ロレアルグループが展開するビューティテックを軸に、これらを組み合わせパーソナライズされたビューティソリューションの提供について協議を進めていく。
楽天の会長兼社長の三木谷浩史氏は、「ビューティテックの最先端企業であるロレアルと、顧客体験のさらなる向上を目指して協業できることを光栄に思います。楽天の豊富なマーケティングデータやAIテクノロジーと、ロレアルの専門的な知見を組み合わせることで、日本のビューティ市場に新たな価値を提供できると考えています」と、コメントしている。
また、ロレアルグループの最高経営責任者のニコラ・イエロニムス氏は、「115年にわたりビューティを専業としてきたロレアルは、これからのカスタマージャーニーにおいて、テクノロジーこそが美の可能性を押し広げ、世界中の人々の生活を向上させると確信しています。楽天とのパートナーシップにより、私たちはさらに一人ひとりの美のニーズに寄り添ったパーソナライズドビューティを実現します」と、語っている。