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資生堂が米国のスキンケアブランド「ドクター・デニス・グロス・スキンケア」を買収

Feb 6, 2024.高村 学Tokyo, JP
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「ドクター・デニス・グロス・スキンケア」の公式HPから

資生堂は2月6日、米国本社で連結子会社の資生堂アメリカズコープがスキンケアブランド「ドクター・デニス・グロス・スキンケア(Dr. Dennis Gross Skincare)」を運営するDDG スキンケアホールディングスを買収したと発表した。

「ドクター・デニス・グロス・スキンケア」は、2000年に米国ニューヨークで皮膚科医であり研究者であるデニス・グロス(Dennis Gross)とキャリー・グロス(Carrie Gross)によって設立された。現在、米国では「セフォラ(Sephora)」を始め、「ノードストローム(Nordstrom)」「コールズ(Kohl’s)」など1,000を超える拠点で展開されている。

特に、家庭用のピーリングセット「アルファベータ(Alpha Beta®)」は、効果的に角質を除去してシミの解消が実現できるとして米国でベストセラーを記録しており、多くの美容愛好者から「ドクター・デニス・グロス・スキンケア」に対する支持を獲得している。

資生堂グループは、皮膚科医などの専門家が開発に関わった化粧品の市場は、グローバルでも大きな成長が期待できるとしている。米国では特にこうしたクリニカルなスキンケアブランドは需要ポテンシャルが見込まれており、資生堂グループは「ドクター・デニス・グロス・スキンケア」を傘下に収めることで、「シセイドウ(SHISEIDO)」や「クレ・ド・ポー ボーテ(Clé de Peau Beauté)」など、主力であるプレステージスキンケアの強化を加速させていく。

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